JR貨物と京都鉄道博物館は8日、京都鉄道博物館で9月12~24日に実施するJR貨物所属車両の特別展示に関して、内容を一部変更すると発表した。当初予定していた交直流電気機関車EF510形に代わり、直流電気機関車EF65形2000番代を展示する。

  • 京成電鉄の新型車両3200形を牽引するEF65形2086号機と、車掌車のヨ8000形8891号車(2024年7月撮影)

JR貨物所属車両の特別展示は、京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで実施。今回の変更により、展示車両はJR貨物所有のEF65形2000番代、コンテナ貨車のコキ107形・コキ110形各1両、車掌車のヨ8000形1両(8891号車)となる。西濃運輸、ネスレ日本、ブルボンの協力でコンテナも展示するという。

車両特別展示を記念し、9月12日の11時からセレモニーを開催。電気機関車が入線するシーンも公開する。同じく9月12日、15時から電気機関車のパンタグラフ上昇シーンも公開。その他、特別展示限定グッズ販売(9月12日~)、EF65形の前で記念撮影できる「子ども制服撮影会」(9月14~16日と9月21~22日開催)、JR貨物音楽部による演奏会(9月23日開催)も予定している。

なお、「京都貨物駅見学・展示車両解説ツアー」(9月15・16・22・23日開催)は完売となったが、「キャンセル戻り」が出る場合があるとのこと。