京浜急行電鉄は、10月1日から京急線全72駅(泉岳寺駅を除く)でクレジットカードによる乗車券の販売を開始すると発表した。

  • 自動券売機でクレジットカードを使ってきっぷを買えるようになる

  • クレジットカードなどのタッチ決済端末イメージ

  • 12月から9駅でタッチ決済による乗車サービスの実証実験を始める

おもにインバウンドの受入れ体制強化と利便性向上を図るもので、クレジットカードできっぷを購入できる多言語対応の自動券売機前を72駅に導入する。これにより、羽田空港に降りたインバウンドが事前に両替等を行う必要なく、目的地までの普通乗車券(紙のきっぷ)を買えるようになる。

使えるクレジットカードのブランドは「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」。クレジットカード・デビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験も12月から開始し、インバウンド利用の多い空港線を中心とした9駅で先行実施。2025年中に京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗降りができるよう準備を進めるとしている。