クロス・マーケティングは、「身体の悩みに関する調査(2024年)」結果を8月27日に発表した。同調査は2024年7月26日~7月28日の期間、20~79歳の男性1,500人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 身体の悩み

現在の身体の悩みを聞いたところ、「体重や体型」(28%)、「抜け毛・薄毛」(25%)、「精神的なストレス」(22%)、「高血圧」(18%)、「口臭」(14%)、「生活習慣(食生活・運動・睡眠)管理」(16%)が上位となった。

年代別に見ると、20~30代は「ひげの濃さ」、40代は「精神的なストレス」、50代は「抜け毛・薄毛」、60~70代は「高血圧」、加えて70代は「頻尿」の悩みが1位となった。

また、最も悩んでいることへの対策として、体重や体型は「定期的な運動」、M字や頭頂部などの抜け毛・薄毛は「育毛剤・発毛剤の使用」、精神的なストレスは「病院・メンタルクリニックに通院」、高血圧は「定期的に医師の診察を受けて薬を飲む」などの声があがった。

  • スタイルへの意識とストレス解消方法

スタイルへの意識を調査したところ、「体重を落としたい」が34%、「筋肉をつけたい」「姿勢をよくしたい」は2割台だった。

また、ストレス解消のために行っていることを聞いたところ、「睡眠をしっかりととる」「テレビ・映画・動画を見る」「ゆっくり休息を取る」が3割台と上位となった。

年代別に見ると、70代の「散歩・ウォーキングをする」は44%と群を抜いて高く、20~30代の「ゲームをする」、40代の「美味しいものを食べる」、70代の「お風呂・温泉・サウナに入る」は3割台と目立った。

  • 男性の更年期障害とLOH症候群の認知

男性の更年期障害についての認知度を調査したところ、「名称も名前も知っている」は12%で、名称のみ認知も含めると54%と半数を超えた。

内容認知は年代別に大きな差はないが、名称のみ認知は、年代が上がるほど高まり、70代の認知は74%に達した。

また、LOH症候群の認知は極めて低く1割に満たないことがわかった。認知率の高い20~30代でも10%台にとどまった。