アイスタットは、マイナ保険証に関する調査結果を発表した。調査は2024年8月6日、20歳〜69歳の男女300人を対象にインターネットにて実施したもの。
マイナ保険証の利用について尋ねたところ、「所有しているが、1度も利用したことがない」(45.0%)が最も多く、次いで「1回以上利用したことがある」(24.3%)と続いた。属性別にみると、「利用あり」との回答は、「20代」(30.0%)、「男性」(24.7%)、「関東地方」(28.4%)ほど多い傾向がみられた。
また、約2割が「マイナンバーカードを作っていない」(18.7%)ことが明らかになった。
マイナ保険証のメリットを理解しているかと尋ねたところ、「理解している」(31.3%)は約3割にとどまった。マイナ保険証利用意向との関連をみると、「理解している人」は「利用意向あり」(72.9%)が多く、「そうでない人」は「利用意向なし」(85.1%)が多いとの結果に。
すでに開始しているマイナ保険証について賛成かと尋ねたところ、「そうでない(どちらとも+そう思わない)」(71.7%)が約7割を超えた。マイナ保険証利用意向との関連をみると、「賛成の人」は「利用意向あり」(75.3%)が多く、「そうでない人」は「利用意向なし」(90.2%)が多いことが判明した。
マイナ保険証への個人情報の漏れや悪用に対する不安を尋ねたところ、「不安はない」(15.0%)は2割に満たず、8割を超える人が何かしらの不安を感じていることが判明した。