バイオフィリアは8月16日、「犬の防災に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は8月13日〜14日、開発・販売する愛犬用フレッシュペットフード「ココグルメ」を定期利用する飼い主1,527名を対象に、インターネットで行われた。

  • 備蓄や備え

    備蓄や備え

調査によると、日頃から愛犬に関する災害への「備えをしている」人は53.7%。南海トラフ地震の「巨大地震注意」が発令されたことを受けて、94.9%が「災害への備えについてよりいっそう意識するようになった」という。

そこで「どのような備えをしていますか?」と聞いたところ、「フード」(90.2%)、「衛生用品」(81.6%)、「水」(67.8%)、「キャリーやクレート」(64.7%)、「暑さ対策」(26.8%)が上位に。その他、愛犬用の薬の常備、クレートに入るトレーニングや、避難所での共同生活を想定したしつけなど、様々な備えをしていることがわかった。

  • 避難所や避難場所について

    避難所や避難場所について

続いて、「お住まいの地域で、愛犬と同伴できる避難所の場所は知っていますか?」と質問したところ、86.4%が「知らない」と回答。

そこで、愛犬と一緒に避難所に入れない場合にどのように過ごすのかを教えてもらったところ、「避難せず愛犬と一緒に自宅で過ごす」(47.7%)や「愛犬と一緒に車中泊やテントなどで過ごす」(43.2%)に回答が集中。避難所以外の場所で愛犬と一緒に過ごそうと考えている人が圧倒的に多く、「愛犬は預けて自身は避難所で過ごす」という人はわずか0.3%だった。

  • 災害時の不安や課題点

    災害時の不安や課題点

最後に、「愛犬に関する災害への備えについて、不安に思うことや疑問に感じること」を訪ね、自由記述欄中に頻出するキーワードを抽出した。その結果、「避難所」や「避難」という単語が飼い主から頻出する結果に。また、「フード」「暑さ」「ストレス」「吠え」などを心配する声も目立つ結果となった。