年々増え続ける加熱式たばこユーザー。2024年の現在、喫煙者全体のおよそ30~40%ほどが加熱式たばこを使っているという調査が各所から発表されている。

「そろそろ私も加熱式たばこにしようかな?」と思いつつ、なかなか踏み切れずにいる紙巻たばこユーザーも少なくないだろう。または「一回使ったけど、ちょっと物足りなかった」というユーザーもいるかもしれない。しかし、最近の加熱式たばこは吸いごたえも高いし、スメハラ的な要素もグッと軽減できるので、食わず嫌いをしちゃうのはもったいない!

ということで今回は、大手メーカー各社が展開している“加熱式たばこに関する支援プログラム”についてご紹介。この機会に、ぜひお得に加熱式たばこデビューをしてみよう!

■「IQOS」編

まずは長らく加熱式たばこデバイスのシェア率No.1を占める、フィリップ モリス ジャパン「IQOS」のサービスを見てみよう。

IQOSは、無料で14日間のお試し期間を利用できるサービスを展開している。

手続きは至ってシンプルで、まずは「IQOS イルマ」や「IQOS イルマ ワン」、「IQOS イルマ純正リユース品」などの中からレンタルしたいデバイスをセレクト。数日内に自宅に届けてくれる。当然、申込みは無料で、ウェブサイトまたは電話で手軽にできる。

しかも、アンケートに回答するだけでモニター用たばこを5箱も同梱。フレーバーも、レギュラー、メンソール、フレーバー系メンソールの中から好きなものを選べる。最近はたばこスティックも1箱500円を上回るので、かなりお得感があると言える。

そして実際に14日間試してみて、IQOSが気に入った場合はそのまま購入し、最後まで気に入らなかった場合はそのまま返却でOK。返送料も無料という太っ腹ぶりである。「IQOS イルマ」「IQOS イルマ ワン」はもともと新品がレンタルできるし、「IQOS イルマ純正リユース品」は新品のデバイスより少し安く買うことができるので、懐事情と相談しながら自分に合ったものを選んでほしい。

最終的に返却するにしても何一つ損することはないので、加熱式たばこへの切り替えを検討中のユーザーはもはや利用しない手はないかも。

■「glo」編

続いて紹介するのは、BATジャパン「glo」のモニタープログラムである。

「『glo』メンバーに登録してから30日以内の人」、「過去にglo製品をオンラインストアで買ったことがない人」「対象商品を初めて買う人」「購入後にアンケートに回答できる人」といった条件に当てはまる人が利用できるプログラムで、このプログラムの参加者は、なんと5箱のたばこスティックを無料でもらうことができる。

流れとしては、まず「glo」公式サイトで「golメンバー」に登録(無料)し、ログインしたままモニタープログラムページを訪問、好きなデバイスを選択(現在はgloプロ、エア、X2の3種類)して購入し、約3週間後にメールで届くアンケートに回答する。

この4ステップを挟むだけで5箱のたばこスティックがもらえるので、実質2,000円以上も得している計算になる。デバイスの本体価格自体が割り引かれるわけではないが、場合によってはデバイス本体の購入価格以上のバックが得られるという非常にお得なサービスである。スティックはレギュラー、メンソール、フレーバー系メンソールの3種類からセレクトでき、1箱ずつ種類も違うので、きっと好みの銘柄に巡り会えるはずだ。

■「PloomX」編

最後はJT「PloomX」の“のりかえ応援割”について説明したい。

これはPloomXのオンラインショップやPloomショップなどで、不要になった加熱式たばこデバイス本体を下取りに出すことで、最新の加熱式たばこデバイス「Ploom X ADVANCED」が1,200円も割引で購入できるというサービスだ。割引率としては60%引きという出血大サービスである。

主な流れとして、まずは希望のデバイスを選択して購入。購入商品には「返送キット」が同梱されているので、これに下取り用デバイスを入れて2週間以内に返送すれば完了となる。もちろん、送料は無料だ。ちなみに、Ploom Shop、Ploom STAND(ドン・キホーテ一部店舗)、Ploom ステーション(全国一部たばこ販売店)でものりかえ可能。(店舗によって在庫状況が異なるため、詳細は店舗に要確認)

下取り対象となるデバイスはJTが展開するPloomシリーズ、withシリーズだけでなく、IQOS、IQOS ILUMA、gloなども広く含まれる。故障の有無を問わず下取りの対象となるというのも大きな安心材料だ。「昔、加熱式たばこを買ってみたけど、結局は紙巻たばこに戻ってしまった」というタイプのユーザーにぴったりのサービスである。


「加熱式たばこに興味があるけど、初期コストがかかりそう……」という気持ちはよ~くわかるが、ここで紹介したサービスを利用すれば大幅なコストカットは可能。自分に合ったサービスを使いこなし、お得に加熱式たばこデビューしてみよう!