ProFutureは8月5日、新卒就活生向けクチコミサイト「就活会議」と共催による、就活生を対象とした「2025年卒 就活川柳・短歌」と採用担当者を対象とした「2025年卒 採用川柳・短歌」の入選作を発表した。

  • 「2025年卒 就活/採用川柳・短歌」

「2025年卒 就活川柳・短歌」は、2024年6月20日~7月1日の期間で応募された161作品のうち、14作品が入選した。

最優秀賞作品は、「緊張は しておりません 2回噛む」(鹿児島県 からしーさん)であった。審査員は「リアルな体験が詠まれ、笑いを誘う秀逸な一句。就活生なら誰しも経験しそうな緊張感がほほ笑ましく表現されている」とコメントしている。

そのほかにも、次の川柳などが佳作として入選した。

「祈るなら せめて助言 添えとくれ」(愛知県 片想い就活生さん)
「世の中に どんだけおんねん サークル長」(愛知県 まろたんさん)
「祈るのよ お祈りメール 来ないでと」(兵庫県 お猿のジョージさん)

また「2025年卒 採用川柳・短歌」は、2024年6月19日〜7月1日の期間で応募された62作品のうち、13作品が入選した。「ITの 広い世界に 羽ばたきたい 志望動機は 在宅勤務」(神奈川県 賽の河原の採用担当さん)が最優秀賞作品に選出。

ほかにも佳作として次のような川柳が選ばれた。

「新人は 半分なのに 経費倍」(東京都 つくしさん)
「金じゃない 言ってる傍から 給料は?」(大阪府 Jさん)

審査員は、「働き方の多様性は十分に理解しながらも、志望動機は『在宅勤務』だと言われてしまうと、一種の消極性を感じざる得ないことがあります。志望動機は『挑戦』や『意欲』であるべきという前時代的な価値観にとらわれず、新しい働き方を受け入れる柔軟性が求められている昨今の採用市場を反映した秀逸な作品」だとコメントを残した。