「マネー大全」を運営するS.E.ネットワークは、「仮想通貨のイメージ」に関するアンケート調査結果を8月1日に発表した。同調査は2024年7月3日~7月7日の期間、全国20~60代の男女608人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 仮想通貨の認知度は5割未満の46%

はじめに、仮想通貨についてどれくらい知っているか聞いたところ、「詳しく知っている」(6.7%)、「少し知っている」(39.3%)、「あまり知らない」(42.8%)、「全く知らない」(11.2%)と、仮想通貨について知っている人は46.0%いることがわかった。

次に、仮想通貨について良い・悪いどちらのイメージを持っているか質問したところ、「良いイメージ」(37%)、「悪いイメージ」(63%)という結果になった。この結果から6割以上が、どちらかと言うと悪いイメージを持っていることがわかった。

  • 仮想通貨の良いイメージとして「近未来的」が最多

続いて、仮想通貨に対する良いイメージを尋ねたところ、仮想通貨は「近未来的」という回答が26.3%、「インターネットで楽に管理できる」が18.3%といったポジティブなイメージが多く見られ、特に技術の進歩や便利さに魅力を感じている人が多かった。

また、「もうかる」(12.3%)や「これからも伸びそう」(11.7%)といった、投資としての可能性にも魅力や期待が寄せられていることがわかった。

次に、仮想通貨に対する悪いイメージを聞いたところ、仮想通貨に対する主な懸念としての最多回答は「お金として不安定」が24.5%、続いて「リスクが大きそう」が21.5%、「危険がある」が20.7%と、不安やリスクに対する回答が多く挙げられた。

  • 21.1%のが今後仮想通貨を保有したいと回答

次にすでに聞いたことがある仮想通貨を聞いたところ、「ビットコイン」が95.7%で、圧倒的に認知されていることがわかった。また、イーサリアムやBNB(バイナンスコイン)など、その他の仮想通貨においても認知されていることが判明。

最後に、仮想通貨を今後保有していきたか尋ねたところ、「すでに保有している」(24.8%)、「今後の保有を考えている」(21.1%)、「今後の保有は考えていない」(54.1%)と、仮想通貨をすでに保有している人が24.8%おり、さらに21.1%の人が今後保有を検討していることがわかった。

一方で、半数以上の方が現状では今後の保有を考えていないという結果となった。