パーソルホールディングスは7月31日、三菱総合研究所が主催する第6回「プラチナキャリア・アワード」において優秀賞(「主体的キャリアによる創造」賞)を初受賞したことを発表した。
第6回「プラチナキャリア・アワード」で重視された評価は「会社の経営理念と進むべき方向を社員と共有し、その実現に必要な人材育成・確保に向けた環境を提供し、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援しているか」だった。
今回の同社の受賞では、主に以下の取り組みが評価。
まず、社員一人ひとりが主体的にキャリアを形成する意向と行動を全社的に後押ししていること。意向形成支援としてキャリア展望を描く研修、行動支援としてグループ公募型、スカウト型の異動制度など多くの施策を展開している点。
次に社長直轄のジェンダーダイバーシティ委員会を設置して推進体制をつくり、多様な社員が自律的に働きやすい環境整備、各種制度を導入した点についても評価された。
さらに、IT人材について社員自らが設定したチャレンジングな目標や、その成果を報酬に反映する新制度を導入している点が審査で注目を集めた。
グループビジョンは「はたらいて、笑おう。」。その実現のため、最もビジョンを体現している人をグループ内で選出し表彰する「PERSOL Group Awards」や、特別な成果に対する各種表彰制度を設定している。
このような社員の自己効力感の向上、仕事へのモチベーション維持につなげるとともに、会社が求める人材像の共有に資する取り組みも評価された。