NEXERが運営するキャリアバイブルは7月29日、「前職よりも環境が悪くなってしまった経験に関するアンケート」の結果を発表した。同アンケートは2024年7月16日〜22日の間、事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女576人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 転職したことによって、前職よりももっと状況が悪くなった経験はあるか

転職したことによって、前職よりももっと状況が悪くなった経験はあるかを聞いたところ、49.3%とほぼ半数が、転職して「前職よりも状況が悪くなった経験がある」と回答。

  • その当時の、そもそもの転職理由

前項の質問で「状況が悪くなった経験がある」と答えた284人に対し、転職理由を尋ねると、「人間関係」が30.6%、「労働環境」が29.6%と並ぶ結果に。

  • 転職したことによって、何が前職よりも悪くなったか

あわせて転職したことによって、何が前職よりも悪くなったのかを調べたところ、「労働環境」(38.7%)が最多に。次いで、「人間関係」(29.6%)、職場の雰囲気(9.6%)と続いた。

具体的なエピソードを聞いたところ、「従業員不足や給与の未払い」「自分が以前のように動けなくなっていて、評価されなかった」などの意見が集まった。

  • 前職よりも状況が悪くなってしまったことで、再び転職しようと思ったことはあるか

前職よりも状況が悪くなってしまったことで再び転職しようと思ったことはあるか聞いたところ、8割以上が「再び転職しようと思った」と回答。理由を聞くと、「もっといいところに行きたいと思ったから」「人間関係に耐えられなくなってしまった」などの理由が挙がった。