三井住友銀行と三井住友カードは7月26日、個人客向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」が、アカウント開設300万件を突破したことを発表した。

  • 「Olive」 300万アカウントを突破

Oliveはサービス開始後、他行口座からOliveアカウントへ自動入金できる「定額自動入金サービス」や、手持ちのクレジットカードを最大5枚まで追加できる「支払いモード追加サービス」等、継続的な機能のアップデートを重ねてきた。さらに、今年5月には「Olive LOUNGE渋谷店」を開設。Olive会員限定で、地下1階の個室が利用できる等、従来の金融サービスにはない特典も提供している。

Olive会員における口座利用の変化

同行の既存口座からOliveへ切り替えた人のうち、Oliveを給与振込先口座としている人の割合、給与振込率は115%に増加しており、Oliveをきっかけに、同行をメインバンクとして日常的に利用する人が増えていることが読み取れる。

  • 給料振込率の増加

また、Oliveの開始以降、新規口座開設した人のATM引出利用率が減少しているという。ATM引出利用率について、Olive開始前後で比較すると約23%減少しており、ATMを介して現金を引き出し、使用する機会が減っていることが伺える。

  • 新規口座開設者のATM引出利用率の減少

支払いに着目すると、2024年4月の新規口座開設者のフレキシブルペイ利用率は前年比、約1.2倍となっており、よりキャッシュレスニーズの高い人がOliveを選択していることがわかる。Olive口座利用者のフレキシブルペイ利用率の上昇は、銀行口座、キャッシュレス決済が一体となったOliveが受容されていることが表れていると捉えられる。

  • Olive新規口座開設者のフレキシブルペイ利用率の増加

「Olive残高10%還元キャンペーン」開催

  • Olive残高10%還元キャンペーン

アカウント開設300万件突破を記念し、7月29日~9月30日の期間限定で「Olive残高10%還元キャンペーン」を実施する。対象期間にOliveを新規開設+特設サイトにてエントリーすると、Oliveアカウント残高の10%相当をVポイントとして還元する。