叶恭子、“人を見る目”を養う方法とは?「頭の中で言葉を調理していく」

タレントの叶姉妹が23日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。「人を見る目を養うためにはどうしたらいいか」というお悩みに答えた。

人の話は「まず切り刻んで、調理して分ける」

• 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

この日の配信では、「人を見る目がない」という大学生のお悩みを紹介。相談者は、「相手の言うことを鵜呑みにして、“この人はすごいんだ!”と思ってしまう。しかし、実は言葉だけで中身がない人だとわかると、自分は見る目がないなと感じる」と吐露。社会人になる前に人を見る目を養いたいという相談者は、「人の本質を見抜く洞察力を磨くことが大切だと思うが、叶姉妹の意見が聞きたい」とアドバイスを求めた。

「人を見る目がない」というお悩みに、恭子は、「多いと思いますよ。今、詐欺の案件が多いですよね。それが成り立つということは、詐欺をやってらっしゃる方もうまくなってらっしゃるでしょうし、そういう目に遭った方が、人を見る目というか。騙されやすくなっている」と指摘。そのため、「人の話を鵜呑みにする必要はない」と真剣に伝え、「人の話を聞いていて、“そうなんですね～”と言いながら、自分の中で、これは本当、これは嘘、これは適当に言っているという風に。自分の頭の中で、その言葉を調理していく。お話を聞いて、まず切り刻んで、調理して分ける。そういう癖をつけていくといい」と語った。

また、「その方が全般的に信頼できない、信用するに値しないということがわかると、一番いいですよね」と話した恭子。「いくら話を盛ったところで、嘘は砂の城ですから」と続けながら、「でも、面白がって、どこまで盛るのかな? って聞いてみるのも」と含み笑い。恭子は、信用できない相手の場合、「どんな風に話すのかな? って、自分の中でレクリエーションとしてやってます」と打ち明け、「その方の仕草、立ち振る舞い、話すテンポとか、いろんなことを含めて、わかりやすいことがたくさん出てくる」「足をトントンさせたり、指をすり合わせたり。相手が信用してるかな? っていう不安がある人は、どこかを動かしてる」とヒントを提示していた。