人々の食卓を「素材」から支える池田糖化工業は2024年7月16日、「夏の冷え・便秘に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2024年6月24日~6月25日、全国の20~50代男女のオフィスワーカー400名を対象にインターネットで実施した。
夏の職場の気温について尋ねてみると、「夏に職場の気温が低く身体の冷えを感じたことがある人」は全体の78%と、多くの人が“職場の夏冷え”を感じていることが明らかとなった。また、男性は71%、女性は84%と13%の差がみられ、女性の方が冷えを感じていることが分かる。
外と職場の気温差について尋ねてみると、「夏に外と職場の気温差を10℃以上感じている人」は31%と、外と職場の気温に大きな差を感じる人がいることが明らかとなった。
一方、「違いを感じない人」も16%と、人々の体感温度には大きな違いがあることが分かる。このような体感温度の差が、「職場の冷房の設定温度に不満を抱いている人は70%」という結果に繋がったと考えられる。
「夏冷えに悩む人」は78%と多い一方、「夏冷え対策を行っていない人」は37%と対策を行ってない人も多いことがわかった。また、夏に食べたい・もしくは食べている食材として、身体を温めるイメージが強い「生姜」が2位のにんにくと差を付け1位に選ばれた。
便秘について尋ねたところ、54%と半数以上の人が「冷えを感じる環境下で便秘になりやすい」と感じたことがあり、同じく55%と半数以上の人が「他の季節と比べ、夏に便秘になりやすい」と感じていることが明らかになった。
夏は水分不足から便が固くなりやすいといわれている。このことから多くの人が夏に便秘になりやすく、「夏の便秘は他の季節よりも辛く感じる」という結果に繋がったと考えられる。
夏の便秘で困ることとして1位に選ばれたのは「薄着のためおなかのポッコリが気になる」だった。48%と約半数が悩みを抱えている。
その他にも、「暑いトイレにこもるのが辛い」「皮脂増加による肌荒れ」「食欲低下により便秘対策が難しい」など多くの人が「夏便秘」特有の困りごとを抱えていた。