JR東日本横浜支社は、7月20・21日に「東海道線(E217系)里帰りイベント! 湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」を開催する。東海道線を走行したE217系が国府津車両センターへ里帰りして湘南色の帯をまとい、ともに東海道線で活躍したE231系・E233系と並んで撮影できる。

  • 湘南色の帯で活躍した東海道線のE217系(2013年撮影)

「東海道線(E217系)里帰りイベント! 湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」は、「E217系のあの姿を再現し、かつて共に活躍した車両と並べたい」との思いを持った社員たちにより企画された。東海道線では、かつて鎌倉車両センター所属のE217系3編成(計45両)が113系の置換えとして国府津車両センターへ転属し、湘南色への帯色の変更など行った上で、2006年3月から運転開始した。終日15両編成で、東京駅から熱海駅まで(回送列車は来宮駅まで)運用されたという。

上野東京ラインが開業した2015年3月のダイヤ改正に合わせ、東海道線のE217系は運用を終了。国府津車両センターから鎌倉車両センターへ再転属し、横須賀線・総武快速線などの運用に戻った。7月20・21日の「東海道線(E217系)里帰りイベント! 湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」で、東海道線を走行したE217系のうちY102編成(当時はF52編成)が国府津車両センターへ里帰りを果たす。

E217系の先頭車1両の「前面」と「両側側面の上下帯」に、湘南色の帯を模したラッピングシートを貼付して当時の面影を再現。現在も東海道線で活躍するE231系とE233系の間にE217系を配置し、国府津車両センター構内で3車種が並んだ姿を同時に見て撮影できる機会となる。なお、「SNS等に画像等を掲載する際には、人物等が判別できるような写真や動画の投稿はご遠慮願います」「一部の時間で作業者が車両の近傍で作業をする場合があります」「運行状況によっては、イベントを中止することがあります」とのこと。

「東海道線(E217系)里帰りイベント! 湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」は7月20・21日に第1部(8時45分から10時45分まで)・第2部(10時30分から12時30分まで)を開催。中学生以上を対象に各回30名を募集する。参加費用は2万5,000円。「JRE MALL チケット」で7月12日12時から販売開始し、定員に達し次第、販売を終了する。