ファンケルは、7月17日より30代男性をメインターゲットとしたスキンケアローション『ファンケルメン オールインワンウォーター』と、同グループのネオエフが展開する高機能プレステージブランド「BRANCHIC(ブランシック)」から、7月29日よりエイジングケア用クリーム『フェイスパワーオン クリーム』を発売することを発表しました。

  • 左:『ファンケルメン オールインワンウォーター』、右:『フェイスパワーオン クリーム』

髭剃りによるダメージや毛穴目立ちなど、30代男性が抱える肌悩みに合わせた成分を配合

ファンケルでは、近年の気候変動や社会ストレスの増加から、“肌不調”の解消を大きなメインテーマとして事業を展開しています。女性だけでなく男性の肌不調の解消を目指し、今回の新商品の発売に至ったと同社 化粧品事業部 化粧品商品企画部の磯崎大輔氏はいいます。

  • ファンケルメン オールインワンウォーター(2,750円)

開発の背景について磯崎氏は、「メンズ用化粧品市場の整肌料カテゴリーは、約300億円と規模としては小さいが、市場成長率は高く、中でもモイスチャー他(オールインワン、クリーム、美容液など)のカテゴリーに関しては、前年比128%と大きく伸長している。特に一つのアイテムでスキンケアが完結できるオールインワンタイプのものが人気を得ている」と昨今のメンズスキンケアの傾向を話しました。

  • 同社 化粧品事業部 化粧品商品企画部の磯崎大輔氏

同社の調査によると、男性の肌不調の割合は若年ほど高く、特に30代は約2人に1人が肌不調を感じていることが判明しました。また、具体的な症状では、髭剃り関連のダメージや毛穴目立ちがあげられたといいます。さらに男性の肌は、女性に比べて皮脂が多く、水分量が少ない傾向があり、髭剃りなどの影響が重なることで、バリア機能が低下しやすく、実は女性よりも乾燥しやすいのだそう。

そこで、30代男性をメインターゲットに、肌荒れや乾燥の対策に特化した成分を配合し、さらに毛穴まわりのケアにも配慮した『ファンケルメン オールインワンウォーター』が誕生しました。

シンプルでスタイリッシュなパッケージの本製品は、化粧液、美容液、乳液の3役を果たすオールインワンローションです。シカ成分やグリチルリチン酸2Kを配合し、男性特有の肌荒れを防ぎ、プルーン酵素エキスやムクロジエキス、浸透型ヒアルロン酸などが、清潔感を司る毛穴、肌あれ、保湿、くすみのケアもかなえてくれるのだそう。

ノンアルコール処方でベタつかず、さらっとした使い心地が、乾燥した肌にしっかりとうるおいを与えます。

7月17日からは通信販売と直営店舗にて発売を開始し、今後は楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのECサイトでの販売も予定しています。

肌にうるおいを満たしながらエイジングの悩みに多方面から応えるクリーム

発表会では、同グループ ネオエフが展開するBRANCHICから新たに誕生する『フェイスパワーオン クリーム』もお披露目となりました。

  • フェイスパワーオン クリーム(1万6,500円)

コアターゲットを美容意識が高い30代以降の女性としている同ブランドは、感触に関わる“メルケル細胞”に着目した高機能プレステージブランドです。2021年にデビューを果たし、これまでに6種類のアイテムを展開。自社ECや直営店だけでなく、美容エステサロン・美容クリニックや中国を主な販路としています。

今回発売する『フェイスパワーオン クリーム』の開発背景について、同社 ブランシック事業推進G 濱田裕子氏は「ターゲット層にヒヤリングしたところ、シワやほうれい線といったエイジング悩みの加速、顔のハリがなくなっていたなどの意識を持っている。特に中国では“コラーゲンが流出している”という声もあがり、クリームをメインにコラーゲンを補充している傾向があることがわかった。コラーゲンは、加齢やストレスといった内的要因だけでなく、紫外線などの外的要因で発生する活性炭素などによってもダメージを受けてしまうことから、皮膚科学の視点からコラーゲンのサイクルや質、量に着目し、様々なアプローチで肌のハリや弾力をアップする『フェイスパワーオン クリーム』の開発に至った」と述べました。

  • 同社 ブランシック事業推進G 濱田裕子氏

エイジングケアの要ともいえるコラーゲンに着目したアプローチを多角的な視点で研究し、デカペプチドや独自のコラーゲンペプチド、パルミチン酸レチノールにパンテノールを組み合わせて配合。さらに、バリア機能を支える仕組みなど、肌にうるおいを満たしながらエイジングの悩みに多方面から応えるといいます。また40年を超える敏感肌研究を生かし、敏感肌でも使える低刺激でありながら高機能であることを実現しました。

『フェイスパワーオン クリーム』は、自立する便利なスパチュラ付き。コクのあるテクスチャーでありながら、肌の上でとろけるように伸びて軽いつけ心地なので、夜だけでなくメイク前のスキンケアにも使用できるのだそうです。

内側からうるおいで満たされるような保湿感で、自然なツヤのあるなめらかな肌に仕上がります。

『フェイスパワーオン クリーム』は、7月29日から、専用ECサイトと直営店舗で、中国では8月1日から、越境ECモール(天猫国際、RED、Douyinなど)で発売予定。いずれのアイテムもこれからの暑い時期に嬉しいさっぱりと心地良い使用感なので、この機会に試してみては?