パーソルホールディングスは7月から、日本電信電話との身体性コミュニケーション技術を活用した"はたらくWell-being"(はたらくことを通して、その人自身が感じる幸せや満足感)に関する共同実験の一環として、新たな実証実験を開始した。
新しい実証実験は、ハイブリッドワーク環境下において管理職とメンバー間の心理的安全性を確保し、相互理解促進や信頼関係を育む仕掛けとして、日本電信電話(以下、NTT)の身体性に基づく感情表現技術を活用した1on1面談を定期的に実施し、メンバーとの関係性向上や"はたらくWell-being"に寄与するかを検証するもの。
1on1面談の冒頭では、NTTが開発した感情や気持ちを豊かに表現したキャラクターイラスト集(フィーリングキャラクターズ)を用いたチェックインを実施する。テーマに沿って最大3つまでのフィーリングキャラクターズを選択し、その理由をお互いに話し合い、終わったあとは業務内容やキャリアについて話す通常の1on1を行う。
1on1終了後、効果を検証するためのアンケートに管理職とメンバーそれぞれが毎回回答し、その結果を分析。
管理職にとってマネジメントの難易度が高いハイブリッドワーク環境下において、管理職とメンバー間の信頼関係が育まれ、"はたらくWell-being"が高まるなどの有用性が認められた場合、グループ各社での活用と展開を計画しているという。