日本ハラスメントリスク管理協会は9月3~4日、2日間にわたる「相談員養成講座」をオンラインで開講する。

令和5年度厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査」によると、事業主の86%がパワハラ相談窓口を設置するも、相談窓口が形骸化している事業主が少なくないことも調査からは読み取れる、と同協会は指摘。

  • 養成講座2日間の内容、ともにオンライン開催(ZOOM)

受講者は「ハラスメント防止に関する法律や事業主の防止義務」「相談を受けた後の対処の流れ」「ハラスメント相談の流れ」「相談員自身の心を守る」などハラスメント相談を受けることをトレーニングでき、講座受講後の試験に合格すると「ハラスメント相談員(基礎)」の認定証を協会より進呈される。

ハラスメント相談員が知識とスキルをもって、適切に相談業務に当たれることを目指すという。