PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」について、全国の学校における学園祭への導入を本格始動すると発表した。

6月22日と23日、神奈川県立横須賀高等学校で開催された学園祭で「PayPay」を導入。釣りの用意が不要であり、金管理のリスクをなくすことが目的であったという。当日は「PayPay」のみの完全キャッシュレス対応とし、利用していない人は事前に購入する金券で決済できるとした。

当日の利用について同社は、「『PayPay』を利用されていた方が多かったことと、事前に文化祭実行委員が『PayPay』の登録方法を周知していたことで当日の混乱はありませんでした」と説明した。また、「生徒や教員、来場者からも『決済が早い』『お釣りを渡す手間が省けた』という効率化実現の声と、『キャッシュレス決済との関わり方を学べた』などの声をいただきました」と報告した。

  • 「学園祭」での利用の様子

同社は「PayPay」の導入を検討する学校関係者に向けて、公式ホームページに問い合わせフォームを設けている。