インキュデータは6月11日、売上高100億円以上の企業に勤務するビジネスパーソンに向けて実施した「マーケティングツールに関する調査」の結果を発表した。調査は4月4日〜8日、106人を対象に行われた。
まず、勤務先で利用しているマーケティングツールをどの程度活用できているかの質問で、「あまり活用できていない」と「まったく活用できていない」の回答が多かったのは、CRM(38%)、BI(26%)、SFA(23%)であった。
マーケティングツールを利用する上での課題としては、「コストが高い」が40.6%で最も多く、次いで「効果の測定が難しい」が34.0%、「ツールを使いこなせない」が28.3%で続いた。
マーケティングツールの導入・活用において、専門家である外部コンサルに期待する効果やメリットについても尋ねてみた。すると、「取得したデータの活用」と「マーケティング戦略の策定」が各41.9%で最多となり、「データ分析とレポーティングの改善」が40.5%で次いだ。