シエンタの4WDのメリットと価格は?グレードも併せて解説

トヨタ「シエンタ」は、その優れた使い勝手と広い室内空間で多くのファミリーに愛されています。
特に4WDモデルは、悪路や雪道での安定した走行性能を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢です。

そこで、シエンタの4WDの特徴と、グレード構成について解説します。併せて、新車と中古車の価格もご紹介します。

シエンタの4WDは、すべてハイブリッドモデルとなっている

シエンタの4WDは、3つのグレードで利用できる

シエンタの4WDは新車の場合、258万8,000円からとなっている

シエンタの4WDのメリットは?知っておきたい特徴3選

シエンタの4WDのメリットとしてどのようなものがあるのでしょうか。代表的な特徴を3つご紹介します。

特徴1:4WDはすべてハイブリッドモデル

シエンタの4WDはすべてハイブリッドモデルの「E-Four」となっています。
E-Fourは、トヨタのハイブリッド用4WDのシステムのことを指し、前輪をエンジンとフロントモーターで駆動し、後輪をリヤモーターで駆動するものです。 そのため、ガソリン車の4WDはないことを把握しておきましょう。

特徴2:燃料代を節約しやすい

一般的に4WDは駆動系が複雑で重いため、2WDと比較すると燃費が悪くなりやすいでしょう。その点、シエンタの4WDはすべてハイブリッドモデルであることから、燃費性能が高く、4WDであってもガソリン代を節約しながら車に乗れます

特徴3:E-Fourでは、必要時のみ4WDになる

シエンタの4WDであるE-Fourでは、走行状態に応じて2WDと4WDを自動的に制御します。通常時や減速時は2WDですが、発進時や雪路では4WD走行に切り替えるので、発進性や走行安定性の高い運転をアシストしてもらえるでしょう。

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トヨタ「シエンタ」の4WDのグレード

シエンタの4WDは、すべてのグレードに設定されています。それぞれのグレードの特徴を見てみましょう。

ベーシックな「X」

「X」は、シエンタのエントリーモデルで、必要最低限の装備に限られています。
パワースライドドアが助手席側のみであったり、ディスプレイにオーディオが備わっていなかったりなど、必要最低限の装備に限定されたグレードだといえるでしょう。

快適さと機能性を追求した「G」

「G」は、快適性と機能性のバランスが取れたグレードです。
コネクティッドナビに対応したディスプレイオーディオが標準装備されているほか、「X」では助手席側のみだったパワースライドドアが運転席側にも備わるなど、さまざまなシーンで便利に使える装備が整っており、ファミリー層に人気です。

天井サーキュレーターやシート表皮のオプションも加わり、自分好みにカスタマイズしやすいグレードだといえるでしょう。

最上級グレードの「Z」

「Z」は、シエンタの最上級グレードで、金属調塗装のグリルモールやメタリック塗装の施されたホイールなど、上質感を感じられる外観となっています。デュアルパワースライドドアがハンズフリーになっていることや、運転席アームレストが標準装備になっていることなどもうれしいポイントです。

「アダプティブハイビームシステム」や停止保持機能ありの「レーダークルーズコントロール」が付くなど、予防安全システムもほかのグレードより優れています。

トヨタ「シエンタ」の4WDの新車・中古車の値段は?

シエンタ4WDの新車および中古車の価格について、見てみましょう。

トヨタ「シエンタ」新車の価格

シエンタの4WDの新車の車両本体価格は、以下のとおりです。

「X」グレード
・5人乗り:258万8,000円
・7人乗り:262万8,000円

「G」グレード
・5人乗り:288万5,500円
・7人乗り:292万5,500円

「Z」グレード
・5人乗り:319万4,600円
・7人乗り:323万4,600円

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トヨタ「シエンタ」中古車の価格

シエンタの4WDは、中古車では75万~370万円程度*で販売されています。2010年代のモデルであれば100万円台で購入できるものも多く見られます。

なお、中古車の価格には、購入時に必要な税金や保険料のほか、オプション代も含まれています。自分にとっては不要なオプションが含まれていることで高額になっていないかなど、車の条件を確認することが重要です。

* トヨタ公式中古車サイトにおける2024年6月11日時点の支払総額の情報

シエンタの4WDは燃費性能も期待できる

シエンタは、多様なニーズに応える魅力的な車です。4WDを選択すれば、安定した走りが可能になるだけでなく、燃費性能にも期待できるので、コストを抑えながら快適なカーライフが送れるでしょう。

※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています