テレビ朝日系ドラマ『Destiny』の特別編集版『Destiny SPエディション』最終回が、TELASAで配信中。このほど、主演の石原さとみがその映像を見たSP動画『石原さとみ“テラサ”ラストシーンはじめてみた』が番組公式SNSで配信された。

  • 石原さとみ、亀梨和也=テレビ朝日提供

■『Destiny』最終回ラストシーンの“その後”

最終回を放送した6月4日には、見逃し配信総再生回数2,500万回を突破(ビデオリサーチにて算出 期間4月9日〜6月4日)、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し、大ヒットとなったサスペンスラブストーリー『Destiny』。横浜地検 中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)と、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)の、20年の時をかけた運命の愛を綴ったドラマが幕を閉じた。

TELASAでは、地上波放送のラストシーンに23秒を特別に追加編集した『Destiny SPエディション』最終回を配信中。最後に振り返った奏は、何と叫んでいたのか、それに対して真樹は……という“ラストシーンのその後”が描かれる。さらに、奏の父で東京地検 特捜部の主任検事・辻英介(佐々木蔵之介)が命を絶つことになった20年前の「環境エネルギー汚職事件」や、そこから繋がっていた及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして「野木邸放火事件」、すべての真相を、真樹の父で弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)が奏に語るシーンや、手術当日、真樹の病室にやって来た知美(宮澤エマ)・祐希(矢本悠馬)夫妻、そして奏と真樹、知美、祐希が揃って、今は亡きカオリのお墓を訪れるシーンの特別編集版も追加されている。

■石原さとみ、SPエディションにウルウル

また、「SPエディション」を、石原が初めて見る瞬間に密着したSP動画『石原さとみ“テラサ”ラストシーンはじめてみた』もあわせて公開。「TELASA版のラスト? 見たい、見たい!」と言いながら動画を再生した石原は、グイグイ作品に引き込まれていく。言葉も出ないほど、集中して映像に見入っていた石原は、特別に追加した23秒まで見終わると、「本当にいいですね! 素晴らしいです。見れてうれしい……」と感無量の様子で思わずウルウル。「奏が振り返った後の真樹の笑顔って、実は台本にはなかったんです。でも私はすごく印象に残っていて……。あの笑顔を見たら走り出しちゃいますよね」と、しみじみと語った。

【編集部MEMO】
テレビのニュースで民事党議員・東正太郎(馬場徹)の総裁就任報告を見ていた「横浜地検」の検事・西村奏(石原さとみ)は、20年前、「環境エネルギー汚職事件」で「東京地検」特捜部の主任検事を務めていた父・辻英介(佐々木蔵之介)のことを思い出す。英介が捏造された証拠と知りながら無理やり起訴に踏み切ったとした弁護士・野木浩一郎(仲村トオル)の活躍により、無罪を勝ち取った東正太郎。そして、身に覚えのない疑惑を掛けられ、命を絶った父――。しかし次の瞬間、奏はテレビ画面に映った男に釘付けになる。正太郎と父で元総理の東忠男(伊武雅刀)の後ろで拍手している男。彼こそ野木真樹(亀梨和也)が容疑者となった「野木邸放火事件」の現場付近で写真に映り込んでいた人物だった。国会議員便覧を調べ、その男が忠生の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だと確認した奏は、入院中の浩一郎の元へ。「環エネ事件」の犠牲になった父・英介、友人・及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして放火事件、すべてが繋がっていると確信した奏は、浩一郎に真実を教えてほしいと懇願する。20年前、「環エネ事件」の公判ですべてを覆し、正太郎を無罪へと導いた弁護士・浩一郎。そんな彼の自宅を放火し、命を狙ったのが秋葉だったという事実を突きつけ、「とても無関係だとは思えない。あなただけが知っていることがあるはず」と切実な思いで問いかける奏に、浩一郎はとうとう重い口を開く。一方、奏から浩一郎と話したことを知らされた真樹は、思いもかけぬ真実を知り!?