さいたま市は、中学生英語力について5回連続全国1位になったことを発表した。

  • さいたま市英語教育

文部科学省が、5月9日に公開した令和5年度英語教育実施状況調査(調査基準日:令和5年12月1日)の結果において、中学校3年生でCEFR A1レベル(英語検定3級)相当以上の割合が全国平均50.0%のところ、さいたま市は38.4ポイント上回り、88.4%で全国1位となった。

さいたま市の英語力が高い理由としては、独自の英語教育「グローバル・スタディ」や、学校教育法施行規則で定める標準の授業時数よりも多く授業時数を設定している(小学校は標準210時間に対し、本市は419時間。中学校は標準420時間に対し本市は471時間)。

そのほか、外国語指導助手(ALT)をはじめとする教員導体制の充実、「グローバル・スタディ」の授業で学んだ英語をアウトプットする場の提供などがあげられるという。