三井不動産は5月24日、「LaLa arena TOKYO-BAY」と「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」の2物件に係る新規投資およびリファイナンスを資金使途とするグリーンボンドの条件が決定した事を発表した。
同グリーンボンドの充当先となる2物件は、三井不動産が4月に公表した新グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」において掲げた事業戦略「スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくり」を代表する施設となる。
収容客数1万人の大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」には新規投資資金として、本格イベントを展開する屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」(ファンスタクロススタジアム)を設置する「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」にはリファレンス資金として、全額を充当予定となっている。
なお、スポーツ・エンターテインメント施設および商業施設への資金充当に係るグリーンボンドの発行は、同社として初とのこと。
同グリーンボンドの発行日は5月30日で、発行年限は10年、発行額は300億円となる。利率は1.311%。