トヨタ車に乗っていると、ハンドルの表皮が剥がれることがあります。見た目だけでなく、運転時の手ごたえにも影響するので、早めの対策が必要です。
そこで、トヨタ車のハンドル剥がれについて、その原因と修理費用、さらには自分でできる対策を詳しくご紹介します。
トヨタ車のハンドル剥がれの原因と影響
ハンドル剥がれはどのような原因で発生するのでしょうか。運転に与える影響と併せて見てみましょう。
経年劣化
車のハンドルは、常に手に触れる部分です。そのため、手の汗や油分が蓄積しやすく、これが素材にダメージを与えます。また、紫外線や温度変化も素材の劣化を促進します。 長年同じ車を使用している場合、こうした影響が顕著に現れることが多いでしょう。
使い方による劣化
ハンドルに過剰な力を加えたり、粗悪なクリーニング剤を使用したりすることで、ハンドルの素材が傷んでしまうことがあります。
また、ペットがハンドルを噛んだり引っかいたりすることが原因となるケースもあります。
トヨタ車のハンドル剥がれを修理するのにいくら必要？
トヨタ車のハンドル剥がれを修理するには、基本的に修理専門の業者に依頼します。また、ディーラーや整備工場では修理でなく、ハンドルを交換することが多いでしょう。それぞれの費用がいくらかかるのかチェックしておきましょう。
専門業者による修理費用
専門業者に依頼する場合、費用を抑えられることがあります。
ハンドルリペア専門業者では、部分的な修理や再塗装、さらにカスタマイズも可能です。費用は業者や修理内容によりますが、10,000～30,000円程度が目安です。また、複数の業者に見積もりを依頼することで、適正な価格を見つけることができます。
ディーラーや整備工場での交換費用
ディーラーや整備工場でハンドルを交換する場合、ハンドルそのものの費用として20,000～60,000円、交換工賃として5,000～10,000円程度が必要でしょう。
特に、ディーラーでは純正部品を使用するため品質は高くなる一方、高額になる傾向があります。
トヨタ車のハンドルの表皮の剥がれへの対応方法
ハンドルの表皮の剥がれにはいくつかの対応方法があります。どのような方法か、見てみましょう。
ハンドルカバーで隠す
表皮の剥がれを修理できるわけではないものの、一番手軽な方法としてハンドルカバーの使用が挙げられます。ハンドルカバーは、剥がれを隠しつつ、グリップ感を向上させる効果もあります。価格も安価で、数千円から手に入るでしょう。
取り付けも簡単で、車の内装を手軽にアップグレードできます。
自分で修理する
多少の手間がかかりますが、トヨタ車のハンドルの表皮の剥がれを自分で修理することも可能です。
市販のレザーリペア剤やパッチを使って、自分でハンドルを修理することができます。
修理キットの価格は1,000円から3,000円程度で、費用を抑えたい方におすすめです。
トヨタ車のハンドル剥がれは早めに修理・対応しよう
トヨタ車のハンドルの表皮の剥がれを放置すると、さらに悪化する可能性があります。修理の方法や費用についてしっかりと理解し、最適な方法を選ぶことが大切です。
専門業者や自分で修理する場合でも、ディーラーなどで交換する場合でも、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、愛車の状態をベストに保ちましょう。
※この記事は、2024年5月時点の情報で制作しています
