三井不動産はこのほど、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.」を通じ、米国マサチューセッツ州ボストン市の「(仮称)イノベーションスクエアPhaseⅢ」に参画したことを発表した。

  • 「(仮称)イノベーションスクエアPhaseⅢ」(外観)

同事業は、米国における4件目のラボ&オフィス事業で、共同事業者は、ボストンに拠点を置くRelated Beal社となる。シーポートエリアを立地に、竣工は2026年を予定している。

ボストン市に本社を置くライフサイエンス企業であるVertex Pharmaceuticals社への一棟貸しが決定しているほか、公共貢献施設も設置する。

公共貢献施設では、海洋バイオテクノロジー研究機関であるThe Gloucester Marine Genomics Instituteと共同で、バイオテクノロジー研究者を養成するラボの運営やボストンの地元の中高生を対象としたSTEM教育プログラムを展開する。