リクルートの調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、「美容室での会話に関する意識調査」結果を5月23日に発表した。同調査は、2024年4月19日~23日の期間、1年以内に美容室を利用した20~49歳の男女2,000人を対象にインターネットを用いて行われた。
美容室で会話をしたいか聞いたところ、47.2%が「会話をしたい」派だった。
次に、美容師さんとの会話が良かった/楽しかったから、同じ美容室に「また行こう」と思ったことはあるか尋ねたところ、全体の57.2%が「ある」と回答した。年齢別に見ると20代の63.8%が「ある」と回答しており、美容師との会話がサロンの継続利用に大きく影響すると同社は考えている。
美容師との会話で楽しかった/役に立った話題を調査したところ、「髪の悩み」(男性2位、女性1位)、「自宅での髪のケア」(男性4位、女性2位)が男女とも上位にランクインした。「髪の癖を抑える方法」「自分に合った普段の髪の乾かし方」など、髪のプロならではの情報提供を求めている人が多いことが分かった。
美容師さんとの会話が嫌だった・つまらなかったから、同じ美容室に「もう行かない」と思ったことはあるか聞いたところ、44.1%が「ある」と回答した。
美容師さんと「あまり会話をしたくない」「会話をしたくない」と回答した人に理由を聞いたところ、1位「話すのが苦手、気を使うから」(43.5%)と最多となった。2位は「話すのが面倒くさいから」(37.5%)、3位「自分のこと・プライベートなことを話したくないから」(27.9%)と続いた。
また、美容師さんとの会話で嫌だった/話したくなかった話題を尋ねたところ、男性・女性ともに1位は「仕事や学校について」だった。