サクラスは、「都道府県別・自動車免許にまつわるランキング」調査結果を5月21日に発表した。同調査は、2024年3月15日~22日の期間、指定自動車教習所(公認校)を卒業した普通自動車免許取得者1,012人を対象に、インターネットを用いて行われた。

  • 免許の取得年齢の平均は?

自動車免許を取得時の年齢を調査。都道府県ごとに免許取得時の平均年齢を算出したところ、免許取得年齢が最も若いのは平均18.57歳で「群馬県」だった。次いで「秋田県」(18.64歳)、「岩手県」(18.82歳)と続いた。

次に、自動車免許を取得した理由を尋ねたところ、全国では、「学生のうちに取得しておきたかった」(50.40%)が最も多く、次いで「通勤・通学で必要になった」(22.23%)、「日常やレジャーで車を使用したかった」(9.68%)と続いた。

平均年齢が低い群馬県、秋田県、岩手県では、「学生のうちに取得しておきたかった」(40.00%)が最も多く、「通勤・通学で必要になった」(36.46%)、「日常やレジャーで車を使用したかった」(7.69%)、「仕事で必要になった」(7.69%)と続いた。

全国と比較して「通勤・通学で必要になった」「仕事で必要になった」と、日常生活で車を使用しなければならないことが明らかに。また、取得経験のある運転免許の種類を聞いたところ、普通自動車以外の免許取得割合が高いのは、「千葉県」が109.50%と最多だった。

  • 免許取得の方法や取得期間の地域差は?

自動車免許の取得方法を調査したところ、「合宿免許」の割合が多い都道府県は、1位「神奈川県」(19.10%)、2位「大阪府、兵庫県」(17.40%)、3位「宮城県、千葉県」(14.30%)となった。

次に、教習所入校から卒業までにかかった期間を聞き、平均期間を算出したところ、免許取得に時間がかかるのは、1位「三重県」(3.13カ月)、2位「福島県」(2.15カ月)、3位「宮城県」(2.07カ月)だった。

一方で、免許取得に時間がかからないのは、1位「香川県」(1.02カ月)、2位「長野県」(1.03カ月)、3位「鳥取県」(1.05カ月)だった。