ネクストレベルは5月16日、「恋人から急に連絡を断たれた経験や取った行動、その後の恋の行方」についてのアンケート結果を発表した。調査は2024年4月22日~年5月14日、18歳~49歳の未婚男女380名(男性128名・女性252名)を対象にインターネットで行われた。
恋人に「急に連絡を断たれた」経験がある女性は62.7%
18歳~49歳の独身女性252人に対し、恋人に「急に連絡を断たれた」経験があるかどうかを聞いてみると、じつに62.7%もの女性が「経験あり」と回答した。
恋人から「連絡を断たれた」と感じる音信不通の期間は、「2日以上~1週間未満」と答えた女性が約4割で最多となり、次いで「1週間以上~2週間未満」が23.4%だった。
それぞれの期間で「連絡が断たれた」と感じる理由を聞いたところ、「2日以上~1週間未満」と回答した人からは、「ほぼ毎日20回以上LINEをしていたのが、既読がついているのに返信がなくなれば3~4日目には「変だな」と感じると思う」(29歳・神奈川)、「毎日何通も連絡を取り合っていたり夜中にも通知があったのに、連絡が来なくなり3日目の朝になっても来てないことで、音信不通と気付いた」(29歳・東京)、「毎朝必ず来てたLINEが来なくなり、自分から送っても返事がなくて、2日目になっても何も来ず。それからずっと来なくなった」(29歳・大阪)、「いつも10件以上LINEをしているのに急に返事が来なくなり、既読もつかず電話をかけても繋がらずおかしいなと感じた」(23歳・大阪)といった回答が寄せられた。
「1週間以上~2週間未満」と回答した人からは、「もともと連絡は多くない相手だったが、忙しくてもお互いに週1回は連絡をしあっていたので、1週間以上返信がなかった時に違和感を感じた」(24歳・静岡)、「頻繁に連絡を取るわけではありませんでしたが、デートの後はいつもお礼の言葉をLINEで言い合っていました。しかし、それが急になくなって1週間たっても音沙汰がなくなったことで、連絡を断たれたと気付きました」(30歳・香川)、「忙しくても、仕事がない土日であれば簡単な返信くらいは打てると思うので、土日を挟んでも連絡がもらえないと、無視されているのかなと感じ始める」(30歳・東京)など、普段から頻繁にやり取りをする相手でなくても、さすがに1週間連絡がつかないとおかしいと思い始めるといった意見が多数あがった。
その他、あまりまめに連絡を取り合わないカップルの場合、「もともと私もLINEをあまりしないので、1週間に2~3回程しかこちらも返さないのですが、1ヶ月返事が来なくなるとさすがにおかしいなと思います」(26歳・京都)、「3日とか4日ほど音沙汰がないのはまったく気にならず。しかし、1週間連絡がないことはなかったので、忙しいのかなと思い私から連絡をしました。すると返事がなく、既読さえ付きませんでした。そこから返事を待って3週間経った時に、これは連絡を断たれたなと確信しました」(34歳・大阪)といった声も。どのくらいの期間の音信不通で「連絡を断たれた」と感じるかは、日頃のコミュニケーションの頻度に左右されるようだ。
「彼氏に連絡を断たれた」と気づいた時にとった行動は?
「連絡が断たれた」経験がある女性158人に、気付いた時に取った行動を聞いたところ、最も多かったのは「何度か電話やLINEなどの連絡を試みたが、最終的に諦めた」だった。「1日に数回こちらからLINEしたが返信がなく。念の為に通話もしたが出ない。スタンプをプレゼントできるか試したところ送れず、ブロックされてることに気付いた。その数日後にLINEから相手がいなくなったが他の連絡先も聞いてなかったので諦めた」(32歳・沖縄)、「前日までは普通だったので、最初は事故や病気なのかと不安に思ったが、共通の友達から彼に連絡をとってもらったら、その人には即返信があったので、私に意図的に返信してないとわかり諦めた」(38歳・愛知)、「私はSNSはやっていないと伝えてあったのですが、内緒でこっそり始めると彼のInstagramのストーリーは更新されており、何やらお家時間をまったり楽しんでいるご様子でした。終わりだなと思いました」(28歳・東京)とのこと。なんとか連絡を取たいとLINEや電話をするも相手からは反応がないため、仕方なく諦めた様子がうかがえた。
他にも、少数だが「事故などがあったのかもしれないと思い、彼の実家に行きました。インターホンは押さず、バイクがあるかを見て普通に生活していることを確認しました。ということは、意図的にブロックされてしまったのか…とわかりました」(27歳・神奈川)、「何度か連絡入れても反応がなかったので、入院でもしたのかと家の様子を見に行ったら普通に過ごしているようだった。聞くのは怖くて、そのままこちらも連絡を取らずにいたら自然消滅した」(38歳・三重)と、突撃とまではいかなくとも「そっと家や職場を見に行った」という人も。
一方で、「何度も電話やLINEをしたが、返信はなく何かあったと思っていたら1週間後、旅行中に携帯をなくし返信できなかったと言われた」(27歳・愛知)、「何度かメッセージを送るとその数日後に連絡が来て『親が倒れてLINE見る暇がなかった』と言われた」といった人もいた。
「彼氏から連絡が来た」場合の結末には、大きく2つのケースがあり、ひとつは連絡ののちに彼氏から別れ話を切り出されるケース、もうひとつは何かしらの事情があって連絡が取れなかったケースだった。
「急に連絡を断った」男性の本音は?
独身男性128人に「恋人に対して急に連絡を断った経験があるかどうか」尋ねてみると、52.3%の男性が「経験あり」と回答した。
恋人との連絡を急に断った経験がある男性67人に、連絡を断った理由を聞いてみると、もっとも多かったのは67人中12人が回答した「連絡するのが面倒になった」だった。
「男友達と遊んでたほうが楽しかったので、遊んでる最中に連絡がくるのが嫌だったし面倒になった」(32歳・福岡)、「嫌いになったわけではないが、連絡するのが面倒になって気づいたら3~4日返信するのを忘れていました」(23歳・富山)、「連絡するより優先度が高いことで頭がいっぱいなり、連絡することが面倒くさくなりました」(30歳・大阪)とのこと。他に好きな人ができたり、彼女のことを嫌いになったわけではないものの、彼女よりも優先したいことがあったりすると、彼女への連絡が後回しになったり面倒と感じたりするようだ。
2位は「相手の気持ちが重くなった」で、10人が回答。「交際したばかりの時はよかったのですが、2年経って束縛がどんどんひどくなり、友達と飲み会やご飯に行けなくなってしまったから連絡を辞めた」(24歳・東京)、「途中から会うたびに仕事の悩みや愚痴ばかり言うようになって、相手にするのも大変になったし重くなって別れたくなった」(33歳・北海道)といった声が寄せられた。
ほかにも4位「ほかに好きな人ができた」「嫌いになった」6位「相手が疎ましくなった」8位「結婚のプレッシャーがしんどかった」など、さまざまな理由があがっているが、コメントを見ると、「嫌いにはなってはいないものの、好きな感情が薄れていき、連絡する気になれなくなったからです」(33歳・埼玉)、「元々タイプでもなく、仲良くなりノリで付き合ってしまった。付き合っていくうちにどんどん内面がわかってしまい、自然消滅しようとした」(27歳・兵庫)など、多くは彼女への興味や愛情が薄れた様子の内容だった。
男性が「自然消滅」させたかった理由は?
男性からのコメントで特に目立ったのは、連絡を断つことで「自然消滅させたかった」という声。別れ話ではなく、あえて連絡を断つという方法を選択するのには、なにか理由があるのか。「自然消滅させかった」という男性49人に詳しく聞いたところ、もっとも多かったのは「会ってしまうと別れにくくなる」で14人が回答した。「性格上、対面だと断れなくなってしまう」(29歳・岡山)、「顔を見ると思いがまた再燃しそうだったから」(34歳・愛知)、「別れるつもりが、元に戻る気になって同じループになってしまう」(27歳・大阪)とのことだった。
「話すのも面倒だと感じた」(33歳・愛知)、「仕事が忙しい時期でもあったため、面倒に感じてしまいました」(26歳・京都)、「別れ話をすることで相手にキレられるのが面倒なので自然消滅を狙った」(30歳・北海道)など、「別れ話をするのが面倒」と答えた人も13人いた。
連絡を断った彼氏にひとこと
最後に、過去に急に音信不通になった彼氏に対するひとことを女性に求めたところ、「連絡を断つくらいなら、はっきり別れを言ってくれたほうがいい!優しさでもなんでもない」(28歳・福島)、「たった一言を言ってくれないだけで、期待したり次のチャンスを逃す可能性があるので責任持って振ってください」(28歳・東京)、「連絡取らないまま自然消滅狙うのは卑怯」(38歳・三重)、「不誠実でダサい行動」(29歳・神奈川)といった声が寄せられた。