パーク24は5月9日、「運転免許証」に関する調査結果を発表した。調査は2月28日〜3月11日、同社運営サービス「タイムズクラブ」の会員5,749名を対象にインターネットで行われた。

  • 運転免許証返納の検討について

    運転免許証返納の検討について

調査によると、自身の運転免許証の返納について考えたことがある人は7%。年代別で見ると、40代までは2〜3%、50代で8%、60代以上では20%に。きっかけは、「操作ミスによる交通事故のニュースを見たから」がダントツの70%。

自身が運転免許証を自主返納すると思われる年代を尋ねたところ、「70代」が最多の59%。次いで「80代」が27%で続いた。

  • 運転免許証を返納した家族や親族、友人はいる?

    運転免許証を返納した家族や親族、友人はいる?

次に、「家族や親族、友人などで自ら運転免許証を返納した人はいますか?」と聞いたところ、34%が「いる」と回答。その比率は2022年から徐々に上昇傾向に。年代は「70代」(53%)が最も多く、以降「80代」(32%)、「60代」(12%)と続き、前問の「運転免許証を自主返納する想定年代」とほぼ同じ傾向となった。

しかし一方で、警察庁発行の「運転免許統計(令和4年版)」によると、自主返納者数は2019年までは増加傾向にあったものの、2020年以降は3年連続で減少。コロナ禍での密を避けるためや、クルマの運転支援機能が向上したことなど様々な要因が考えられるという。