軽く、袋に入れてコンパクトに持ち運べるうえ、肌寒いときに1枚でサラッと着たり、ほかのジャケットと重ね着したりと、なにかと重宝するので、持っている人も多いのではないでしょうか。もはや「国民的ダウン」といっても過言ではないウルトラライトダウン。実はお家で洗えるって知ってましたか?

そろそろ暖かくなってきて、ダウンをしまうシーズン、しまう前にユニクロのX公式アカウント(@UNIQLO_JP)が、紹介している自宅でのウルトラライトダウンの洗い方をチェックしましょう。

まずは洗濯表示を確認します。手洗いマークが付いているものは、必ず手洗いするようにしてください。

【STEP 2】洗濯液を作る

たらいやシンクに水を張り、水量に応じた中性洗剤を混ぜて洗濯液を作ります。襟元などの汚れが気になる場合は、冷水よりもぬるま湯がおすすめです。

【STEP 3】部分洗い

襟元や袖口など、汚れが気になる箇所がある場合は、全体を洗濯液に浸す前に部分洗いしましょう。中性洗剤をスポンジなどで泡立て、スポンジでやさしくダウンの表面を叩くようにして汚れを落とします。

【STEP 4】押し洗い

ダウン全体を洗濯液に浸して押し洗いします。このとき、汚れやすい襟元や袖口が上になるように軽くダウンをたたみ、たたんだまま洗濯液に浸します。次に、ダウンをつぶさないように、20~30回押し洗いします。

このとき、ダウンが片寄らないよう、上から真っすぐ押すのがポイントです。

【STEP 5】すすぎ

洗い終わったら洗濯液を流します。絞ると中のダウンや生地を傷つけてしまうおそれがあるため、羽毛をつぶさないよう軽く押して、洗濯液が残らないように水を切りましょう。

水を切った後は、きれいな水ですすぎます。洗剤が残ってしまうと、シミになったり、風合いが変化してしまったりすることがあるため、何度か水を替えて、泡が出るまでよくすすいでください。

【STEP 6】脱水

すすぎが完了したら、バスタオルに包んでやさしく水分を吸い取ります。

【STEP 7】陰干し

ダウンの形を整えて日陰に干します。このとき、型崩れを防ぐために、厚みのあるハンガーを使用するのがポイント。また、風通しが悪いと生乾き臭やカビの原因になることがあるため、風通しの良い日陰に干すようにしてください。

【STEP 8】形を整える

乾かす途中、完全に乾ききる前にダウンの片寄りを手でもみほぐして形を整えます。

【STEP 9】再び陰干し

もう一度風通しの良い日陰に干して、完全に乾いたらダウンのお洗濯が完了です。


少々手間はかかりますが、「ダウンはクリーニングに出さないと」と思っていた人にとっては、まさに朗報。ダウンのクリーニングは高くつくので、自宅で洗えるのは嬉しいですよね。Xユーザーからは、「やらなくちゃ!」「家で洗ってます」といったコメントが寄せられていました。

筆者も旅行のときなどによくお世話になっているウルトラライトダウン。これからは、自宅での洗濯を衣替えのときの新習慣にしたいものです。