マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは4月9日、「睡眠に関する調査(2024年)」の結果を発表した。調査は3月22日~23日、全国47都道府県に居住する20~69歳の男女2,500人(各年代500人)を対象にインターネットで行われた。

  • 現在と理想の睡眠時間

    現在と理想の睡眠時間

平日と休日を合わせた現在の睡眠時間を教えてもらったところ、「6時間くらい」がボリュームゾーンで平均は6.4時間という結果に。一方、理想の睡眠時間は平均7.4時間であったことから、昨年同様、両者のギャップは1時間程度であることがわかった。

また、睡眠状態について聞くと、「寝るタイミングは規則的」(61%)や「寝つきがよい」(58%)と良好な人もいるが、その一方で「日中眠くなる」(63%)、「疲れがとれない」(60%)、「眠りが浅い」(59%)など、良好ではない人がやや上回る結果となった。

  • 睡眠時の悩みと眠りを妨げる悩みごと

    睡眠時の悩みと眠りを妨げる悩みごと

次に、睡眠時の悩みごとを聞いたところ、「いびき」「手足・身体の冷え/手足のしびれ」「歯ぎしり」が上位に。悩みごとが原因で眠れない人の割合は昨年よりやや低下したものの、68%と7割近くを占める結果に。眠りを妨げる悩みごとを教えてもらったところ、多い順に「お金・収入・貯金」「学校や仕事」「人間関係」と続き、「お金・収入・貯金」を理由にあげた人は昨年よりやや増加した。