ナイルが運営する「出会いコンパス」は、交際相手に望むきょうだい構成に関するアンケート調査結果を3月19日に発表した。同調査は、2024年3月8日~3月13日の期間、マッチングアプリを利用したことがある20代~40代の男女687人を対象に、インターネットを用いて行われた。
交際する上で相手のきょうだい構成を意識するか尋ねたところ、「意識する」(56.3%)、「意識しない」(43.7%)いう結果になった。半数以上の人が、相手のきょうだい間での位置を気にすることがわかった。
年代別に見てみると、「意識する」人は、20代(66.1%)、30代(52.4%)、40代(50.2%)となり、若い人ほど、相手のきょうだい間での位置を気にする人が多いことがわかった。
続いて回答者自身のきょうだい間での位置別で比較すると、相手のきょうだい構成を気にする人は「中間子」(73.9%)が最も多く、次いで「末っ子」(56.0%)、「長子」(52.3%)と続いた。
相手のきょうだい構成を意識する人に、その理由を聞いてみると、「相手の家族内での立場に影響しそう」(197人)が最も多く、次いで「本人の性格と関係がありそう」(180人)、「自分と相手家族との関係性に影響しそう」(126人)と続いた。
男女別に見ると、「結婚後の暮らしに影響がありそう」と回答している女性が男性の2.5倍という結果に。
年代別に見ると、交際する相手のきょうだい構成を意識する割合が多かった20代の回答を見ると、1位は「相手の家族内での立場に影響しそう」だった。
また「結婚後の生活に影響しそう」については、30代・40代が30%を超えているのに対し、20代は15.8%と約半分となっていることから、年代があがるにつれて、結婚を意識して交際相手を考えるようになっていくと同社は考察している。
交際したいと思う相手のきょうだい構成を調査すると、最多は「中間子」(236人)、次いで「長子」(207人)、「末っ子」(162人)と続いた。回答者自身のきょうだい間での位置別に見てみると、最多は「中間子×中間子」、2番目は「長男×長女」、3番目は「中間子×長女」だった。
また、交際前に、相手のきょうだい間での位置について確認したか聞いたところ、「確認した」(59.4%)、「確認していない」(40.6%)という結果になった。 回答者のきょうだい構成別で見ると、交際前に確認した割合が最も高かったのは「中間子」で76.5%、続いて多かったのは「一人っ子」で61.3%だった。