東武鉄道と近畿日本鉄道は21日、関東・関西の相互誘客を目的にした相互連携の第1弾として、実際の路線を舞台にしたゲームイベント「リアル桃鉄で沿線めぐり 東武vs近鉄 東西対決ですぞ~!」を4月19日から両社で共同開催すると発表した。

  • 「リアル桃鉄で沿線めぐり 東武vs近鉄 東西対決ですぞ~!」イメージ

スマートフォンのアプリを使って画面上でサイコロを振り、実際の電車に乗ってサイコロの出た目の数だけ駅を進む体験企画として開催。各駅に設定されるミッションやイベントに挑戦し、ゲーム上での資産を増やしながらゴールとなる目的地駅をめざす。オリジナル要素として、参加者は「チーム東武」「チーム近鉄」のどちらかに所属し、各チーム所属者の資産総額を競う団体戦もゲーム内で実施する。

「桃鉄」の世界観を再現するため、プレイヤーの資産を奪うキャラクター「キングボンビー」や「スリの銀次」も登場。両社の特急車両をモチーフにした「急行系カード」もゲーム内のアイテムとして登場する。ゲームに参加するために必要なリアルアイテム「参加券」も同様のデザインとなる。

東武版は「スカイツリーラインエリア」「東上線エリア」「アーバンパークラインエリア」の計3エリア、近鉄版は「大阪・奈良編」「京都・奈良編」「名古屋・津編」の計3エリアで実施される。

  • 対象路線マップ

  • ゲーム内で登場する急行系カード

  • クリアファイルデザイン

参加の際、参加券と乗車券が必要。東武版は「参加券、各エリア1日フリーきっぷセット」(大人2,500円・こども1,500円)、「参加券、全エリア2日フリーきっぷセット」(大人3,750円・こども1,900円)、「参加券のみ」(大人・こども区分なし1,000円)を販売。近鉄版は「参加券、各エリア1日フリーきっぷセット」(大人2,800円・こども1,900円)、「参加券のみ」(大人・こども区分なし1,000円)を販売する。各社の販売箇所は特設サイトで確認可能。各販売箇所にて、ゲーム画面や参加券のデザインをあしらったクリアファイル(3枚セット1,000円)も発売する。