未来の定番となりうるような美容・健康製品を開発・提供するビタブリッドジャパンは3月13日、「睡眠の質に関する調査」の結果を発表した。同調査は2024年2月22日から26日に20歳から60歳まで男女400名を対象にインターネットで実施した。

  • 睡眠の質に関する調査

厚生労働省から出されている「第2回健康づくりのための睡眠指針の改訂に関する検討会(令和5年10月2日)」での【良い睡眠の概要(案)】によると、睡眠で休養がとれている人の割合(年代別)は特に20歳以上の成人世代で7割程度と低く、年々減少傾向にある。また、1日平均6~8時間睡眠がとれている人の割合は、年代ごとに差はあるが総じて5~6割程度で、特に40歳以上60歳未満の成人世代では、平成21年に比べて平成29年以降は減少している。

睡眠は、こども、成人、高齢者の健康増進・維持に不可欠な休養活動とされる。良い睡眠は、心血管、脳血管、代謝、内分泌、免疫、認知機能、精神健康の増進・維持に重要であり、睡眠が悪化することで、これに関連したさまざまな疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが報告されている。

今回ビタブリッドジャパンが調査した結果では、現代人は睡眠の質に対して悩みが多く、多くの人が改善するために何か対策を探していることが明らかになった。

  • 睡眠不足か・睡眠不足による悩み

まず、自身の睡眠不足について調査した結果、「睡眠不足だと思う」と答えた人が62.0%と多く、睡眠不足の影響によるお悩みとして、「疲れがとれない」が69.4%、「ストレスがたまりやすい」が57.7%、次いで「集中できない」23.4%という回答だった。

この結果から、十分な睡眠時間や質のいい睡眠が確保できないと、日常生活に大きな支障が出るということが考えられる。

睡眠に関する悩みとして、「眠りが浅い」(50.8%)「すっきり目覚められない」(44.4%)「途中で何度も目覚めてしまう」(35.5%)がTOP3にランクイン。その悩みの原因として、「考え事をしてしまう」「悩み事やストレスがある」「仕事・勉強・通勤・通学などで睡眠時間が取れない」などが挙げられ、睡眠を取っていても質が悪く、脳は休息をとれていないことが多いと推測された。

  • 睡眠に関する悩み・睡眠不足の原因

睡眠対策について尋ねたところ、「質の良い睡眠を得るための対策はしていないが、探している」と答えた人が最も多く、47.2 %という結果になった。また、「質の良い睡眠を得るための対策をしている」と答えた人は、具体的な対策として「規則正しい食事を心がけている」(55.3%)や「寝る前に軽い運動をこなしている」(34.0%)、「睡眠をサポートするサプリメントを摂取している」(31.9%)を挙げた。

睡眠の質について悩みを持ち、向上させようと対策方法を探しつつも、なかなか自身に合う良い方法を見つけられていない人が多いことが考えられる。

  • 睡眠対策はしているか・具体的な対策について

睡眠をサポートするサプリメントを調べたことがあるかと質問したところ、約5割が調べたことがあると回答。

また睡眠不足に悩み、「睡眠をサポートするサプリメントについて調べたことがある」人のなかで、46.9%もの人が注目しているサプリメントの成分として「GABA」を挙げた。

そして、質の良い睡眠を得るために対策をしている、あるいは対策を探していると回答した人の約6割は、対策において「継続しやすい」「手軽に始められる」ことを重視していることが判明。

「GABA」の摂取により、自律神経が調整されるという報告がある。その結果、リラックスした状態になるため、睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ、かつすっきりとした目覚めをサポートする機能がある成分として注目されている。

一時的な疲労感や精神的なストレスの緩和をサポートすることで知られており、手軽に始められ、継続しやすいサプリメントには求められている成分だということが推測される。

【アンケート概要】
・調査機関名  :シグナル
・調査期間    :2024年2月22日~2月26日
・調査対象者  :20歳~60歳までの男女
・調査対象地域 :全国
・調査 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
・有効回答数 :400人