JR東日本は、平日朝のピーク時間帯以外に利用できる割安な定期券「オフピーク定期券」を10月から値下げすると発表した。
「オフピーク定期券」は平日朝の通勤時間帯の混雑緩和を目的に、2023年3月18日から導入。通常の定期券より約10%割安な「Suica」通勤定期券として発売され、利用者は約20万人にのぼる。さらなる利用者増をめざし、10月以降は通常の通勤定期券より約15%割安な価格に値下げする。
おもな区間における改定後の価格(1カ月)は、新宿~赤羽間5,870円(現行6,200円)、新宿~立川間1万2,320円(現行1万3,030円)、新宿~横浜間1万4,560円(現行1万5,400円)となっている。
これに先立ち、3月25日以降に有効開始となる「オフピーク定期券」の購入金額に対し、5%の「JRE POINT」還元も開始する。対象となる「Suica」を「JRE POINT」に登録し、「JRE POINT」サイトでエントリーすると、「オフピーク定期券」有効開始月の翌々月にポイントが付与される。「JRE POINT」還元と10月以降の割引率を合わせると、通常の定期券より約20%お得になるという。