アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(毎週火曜21:00~)第8話が、来週12日に放送される。(本記事は第7話のネタバレを含みます)

  • 道枝駿佑=テレビ朝日提供

■道枝駿佑、ゴールデン連ドラ初主演『マルス-ゼロの革命-』

ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。

■最終章・第8話に向けたキーポイント

結束を固めたものの、國見亜門(江口洋介)から“サイバーテロの実行犯”という汚名を着せられ、絶体絶命のマルス。テロリストの汚名を晴らすため、桜明学園に立てこもることを決意して――。本記事では、ますます急展開を見せる最終章・第8話に向けたキーポイントを解説する。

■ゼロが澪子に渡した箱

エンダーグループの会長・西城澪子(原田美枝子)と面会したゼロは「どうしても渡したくて」と澪子にある箱を手渡す。「テロを起こそうとしているクロッキー社を潰したい」と訴え出るゼロに、「それなら直接的な証拠を持ってきなさい」と取り合わなかった澪子。しかし箱の中身を見た澪子は、明らかに何かを感じ取っていた様子。果たして箱の中身とは。澪子が國見亜門(江口洋介)と手を切り、マルスの味方につく可能性はあるのか。

■ゼロが言う「タネと仕掛け」

國見が画策する国家を危機に陥れるような“極秘プロジェクト”を阻止するため、クロッキー社に侵入したマルス。認証システムまで解析し、クロッキー社の中枢を突破していくゼロに、「どうしてそんなことまでできる?」と賢成(山時聡真)が心底不思議そうに問いかける。「ちゃんとタネも仕掛けもあるから」と言うゼロ。「タネと仕掛け」とは一体。クロッキー社に侵入した際にゼロが身につけていたイヤホンも関係しているのか。

■國見が目論むプロジェクト「ゼウス」

國見が仕掛けたウィルスによって銀行のシステム障害や保険証などの身分証明が機能しないといった緊急事態が発生。国民は、機械が自分が何者かを証明してくれないという未曾有の事態に大パニックに陥る。そして國見が目論む、日本中を更なる混乱に陥れる真のプロジェクト「ゼウス」の幕開けが宣言され……? これは、國見が以前にゼロに言った“国家転覆”に繋がるものなのか。

起死回生のため、ゼロが次に放つ一手とは。12日放送の第8話に注目だ。

【編集部MEMO】第8話あらすじ
國見亜門(江口洋介)が仕掛けたウイルスによってSNSクロッキーのアプリを入れた携帯電話が日本中で使えなくなるという前代未聞の緊急事態が発生。しかも周到に張り巡らされた罠により、そのサイバーテロの首謀者はマルスだということにされてしまう。ゼロ(道枝駿佑)らマルスのメンバーは無実を証明するため、桜明学園に立てこもることを宣言する。動画研究部の部室に立てこもった逢沢渾一(板垣李光人)らは、自分たちを犯罪者扱いするニュースを見てがく然。しかしゼロだけは1人平然とクロッキーを入れていない携帯をいじり、次の作戦への準備をしていた。そこへ何者かから「準備OK」とのメールが。校内放送のマイクを使ったゼロは、あらためて「サイバーテロが國見の自作自演であること」、そして「自分たちはそのウイルスの除去方法を極秘で入手した」と発表する。「國見社長が桜明学園まで出向けばその方法を伝える」というゼロの誘いは、ハッタリなのか真実なのか。その頃、クロッキー社にはビジネスパートナーであるエンダーグループの会長・西城澪子(原田美枝子)が訪れていた。「あなたの本心が知りたい」と告げる澪子に、自身が描く未来を語る國見。そんな國見に、澪子は「あなたとマルス、どちらが勝つか楽しみにしてる」と言い残す。ついに桜明学園に警察が出動。部室にやってきた教頭の小宮山(岩松了)を人質にとったゼロは、ナイフを突きつけながらあらためて國見の来校を要求。そしてとうとう國見とゼロの、緊迫の戦いが幕を開ける。