シンガーソングライターの八神純子が4日、東京・台場のフジテレビ本社球体展望室「はちたま」で行われたFNSチャリティキャンペーンのコンサート「Human Road」に出演。新たなキャンペーンソングを熱唱した。
八神は、フジテレビ系列全28局とBSフジが協力するFNSチャリティキャンペーンの2024年度キャンペーンソング「Pass the Smile」を、宇海-UUMI-とデュエット。優しさの中にも強さと希望を感じさせるスローな曲で、世界の子どもたちの健やかな未来を願い、地球を大切に守りたいという思いが込められているといい、このコンサートで初のフル生披露となった。
日本を出てアメリカで暮らしたことにより“支援の心”を身近に感じたが、「本当に分かったのは東日本大震災が起きた後でした」という八神。震災後、各地で救援活動や支援コンサートを行ってきた中で、キャンペーンの24年度支援国が、23年11月に発生した大地震で20万人が被災したネパールということもあり、「この1年間は、かなり真剣にこの活動に夢中になってみたいと思います。夢中になるといろいろやり始める八神なので、フジテレビの方が困っちゃうかもしれません(笑)」と意気込みを見せた。
また、この曲のパフォーマンスの模様は、来場客による撮影が解禁され、「皆さんの動画がいろんなところに拡散されると同時にsmileも拡散されて、それがネパールの子どもたちに届きますように」と願った。
デュエットする宇海-UUMI-は、同キャンペーンに23年度から続いての参加となり、コンサートのラストでは、23年度のキャンペーンソング「WINDY ROAD」を披露。「♪もっと遠く 遠くまで」という歌詞の部分で、来場客が一斉に紙飛行機をステージに向けて飛ばすという演出で大いに盛り上がり、「2024年度も力強く進んでいけるように、私自身もどんどん磨いていきたいと思います」と力強く抱負を述べた。