WeCapitalは、3月1日に20~40代の未婚男女510人、既婚男女541人の合計1,051人を対象に実施した「年収と結婚」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、2024年2月9日~13日の期間で、リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査の形式で実施された。

  • 結婚相手に求める理想の年収はどのくらいですか?

未婚者を対象に結婚相手に求める理想の年収を尋ねたところ、未婚の女性が男性に対して求める年収は「500~600万円未満(23.9%)」という回答が最も多く、次いで「400~500万円未満(23.1%)」、「600~700万円未満(16.1%)」と続いた。一方、未婚男性が女性に対して求める年収は「300~400万円未満(26.3%)」という回答が最も多く、「400~500万円未満(24.3%)」、「200~300万円未満(16.9%)」と続く結果になった。

また、未婚の男女510人に年収を尋ねたところ、最も多かった回答が「300~400万円未満(22.7%)」、次いで「200~300万円未満(22.5%)」、「400~500万円未満(21.1%)」となった。

  • 現在の世帯年収に関する質問(既婚者が対象)

既婚者を対象に「現在の世帯年収は、生活に余裕を感じられる金額ですか?」と尋ねたところ、約6割が「いいえ(58.6%)」と回答した。具体的に余裕を感じられるようになる年収を調べるため、「結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収はいくらですか?」と尋ねたところ、最も多かった回答が「1,000~1,500万円未満(22.6%)」、次いで「900~1,000万円未満(14.8%)」「800~900万円未満(14.2%)」が続く結果に。

余裕を感じるために必要な世帯年収は家族構成によっても異なるという仮説から、家族構成と余裕を感じることのできる世帯年収との関係を調査するため、同居している家族の人数と結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収のクロス集計を行った。その結果、同居している家族の人数についての質問では「2人(結婚相手と二人暮らし)(28.3%)」「3人(28.5%)」「4人(31.4%)」「5人(7.7%)」「6人以上(4.1%)」という回答が得られたが、いずれも余裕を感じるために必要な世帯年収は「1,000~1,500万円未満」と回答した人の割合が最も高いという結果になった。

また、既婚の男女541人に年収を尋ねたところ、最も多かった回答が「400~500万円未満(17.6%)」、次いで「300~400万円未満(16.8%)」、「500~600万円未満(15.0%)」となった。

  • 家庭における資産運用の必要性(既婚者が対象)

既婚者に対して、「家計管理には資産運用が必要だと思いますか?」と尋ねたところ、約8割が「はい(83.2%)」と回答した。また、その回答をした人に対して、「どの投資をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「新NISA(50.0%)」と回答した人が最も多く、「株式(41.6%)」「投資信託(35.3%)」と続いた。