キャプテラは、「世代別のDX意識」に関する調査結果を2月21日に発表した。同調査は2023年8月に、全国の企業に勤める18歳以上66歳未満の従業員1,027名を対象にインターネットで行われた。

  • 職場がますますデジタルスキルに依存する傾向に対する抵抗感(世代別)

仕事の遂行能力は、デジタルツールの使いこなしに依存してきていると感じるか尋ねたところ、「はい」が42%、「いいえ」が29%、「わからない」が30%という結果になった。

仕事の遂行能力がデジタルツールの使いこなしに依存してきている現状に対して、抵抗があるかどうかを質問。世代別にみると、Z世代の4割が、「非常に抵抗がある」または「やや抵抗がある」と回答した。

  • 業務を完全にリモートで行うことができますか?

次に、業務を完全にリモートで行えるか尋ねた。その結果、全世代の7割が「いいえ」と回答。どの世代においても業務を完全にリモートで行うことができると回答したのは3割以下となり、職場での対面作業が求められていることが明らかになった。

  • 会社に導入を増やしてほしいデジタルツール

最後に、会社に導入を増やしてほしいDXツールについて聞いた。どの世代でも、1位は「タスク管理」、2位は「手続き・申請業務」という結果に。なお、ミレニアル世代やZ世代は3位に「時間管理」がランクイン。

全体を通して、タスク管理、手続きの自動化、効果的な時間管理など、「日常業務の質と効率」を高める分野が重視されていることがわかった。