JR西日本は16日、北陸新幹線の新規開業区間(金沢~敦賀間)を含む指定席の発売状況について発表した。開業日1カ月前となる2月16日の10時に指定席が発売され、開業当日(3月16日)の始発列車は下り・上りともに約1~4分で完売した。
北陸新幹線金沢~敦賀間は3月16日に開業予定。12両編成のW7系またはE7系(「グランクラス」18席、グリーン車63席、普通車833席。合計の座席数914席)を使用し、東京~敦賀間で「かがやき」「はくたか」、富山・金沢~敦賀間で「つるぎ」(一部列車を除き、敦賀駅で特急「サンダーバード」「しらさぎ」と接続)を運転する。
開業当日、金沢~敦賀間の下り始発列車は「つるぎ1号」で金沢駅6時0分発・敦賀駅6時57分着。2月16日10時の発売後、約1分で指定席の全設備(合計の座席数768席)が完売したという。なお、在来線特急列車と接続する「つるぎ」は1・2号車を普通車自由席(座席数146席)として運転する。
東京~敦賀間の下り始発列車となる「かがやき501号」(全車指定席)は東京駅6時16分発・敦賀駅9時34分着、上り始発列車となる「かがやき502号」(全車指定席)は敦賀駅6時11分発・東京駅9時32分着で運転される。両列車とも2月16日10時の発売後、約4分で指定席の全設備(合計の座席数914席)が完売したとのこと。