JR東日本横浜支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは29日、熱海駅が今年3月に開業99周年を迎えることを記念し、「熱海駅開業99周年記念号で行く ~あたみ満喫なごみ旅~」を発売すると発表した。
団体臨時列車「熱海駅開業99周年記念号」は、ハイグレード車両E655系「なごみ(和)」を使用。3月24日に品川~熱海間を往復運行する。往路は品川駅9時58分頃発・熱海駅11時38分頃着、復路は熱海駅16時43分頃発・品川駅18時28分頃着。往路は東海道線、復路は東海道貨物線(一部)を走行し、往路・復路で異なる景色を眺められる。復路は茅ケ崎駅で休憩停車し、停車した貨物線ホームでE655系「なごみ(和)」との記念撮影ができる。
往路は熱海の老舗漬物店「岸浅次郎商店」特製ミニ弁当を用意。復路は熱海芸妓組合公式キャラクター「熱海まめっこ」が描かれた「熱海まめっこプリン」をお土産として配布する。熱海駅で開業99周年セレモニーが開かれ、熱海高校エイサー部による演舞で参加者を歓迎する。改札にて地元関係者やご当地キャラクターが出迎える。
セレモニーの後、復路の出発時刻まで東海バスフリーきっぷ「熱海1日券」で熱海市内を自由に観光できる。対象の観光施設・店舗で乗車証明書を提示することで特典を受けられる。参加特典として、熱海駅社員がデザインしたオリジナル温泉タオルと熱海駅開業99周年記念号記念乗車証を参加者に進呈する。
グリーン車を利用した場合の旅行代金は大人1万9,900円・小学生1万4,900円、VIPシートを利用した場合の旅行代金は大人2万8,900円・小学生2万3,900円。グリーン車96名、VIPシート9名、計105名を募集する。2月1日12時からJR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて販売開始する。