ロバート・ウォルターズ・ジャパンは1月25日、「カウンターオファー」に関する調査結果を発表した。調査は2023年9~10月、同社に登録のある国内企業、外資系の日本法人で 働く会社員1,423人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「(勤務先から)カウンターオファーを受け入れてから、その会社で就業した期間」を尋ねると、約4割の社員が「半年以内に退職」していることがわかった。
また「カウンターオファーを受け入れる可能性のある条件提示」も聞いたところ、「昇給」(81%)、「昇進」(41%)、「働き方等の柔軟性向上」(37%)と続いている。
次に「カウンターオファーを受け入れる可能性はない」と答えた回答者に受け入れない理由を尋ねると、「一度決めたので心変わりはしない」(27%)、「自分の長期的なキャリア目標と合っていない」(21%)、「長期的な仕事満足度の解決策ではない」「辞めようと思った理由に対する解決策ではない 」(19%)が上位に挙げられた。