生活協同組合パルシステム神奈川は1月10日、配送用EVトラックを導入した。

  • 新しく導入されたEVトラック

パルシステムグループは、2030年度の温室効果ガス排出量削減目標達成に向け、宅配事業の根幹を担うトラック燃料の切り替えに取り組んでいる。

導入した車両は、普通免許でも運転が可能で乗り手を限定しない構造のトラック。荷台もこれまでより40cmほど低く、ひざほどの高さになった。配送時に繰り返す乗降で生じる担当者の負担軽減も期待されている。また、導入することでCO2排出量の削減や、エンジン音・走行音の抑制なども可能となり、地域社会への貢献の一助にもなる。

同日は1台目の導入を記念し、「EV車お披露目会」をパルシステム神奈川 大和センターにて開催した。会場には、近隣の2つの保育園から約40名の園児を招き、実際に荷台や運転席に乗るなどの体験も実施。交通安全の学習企画やセンター施設の見学も実施し、地域住民との交流も深めた。

  • 園児の車両体験の様子

同グループでは今後も、地球環境を大切にする社会づくりに向けあらゆる事業革新を行っていくという。