子育てママのくらしがちょっぴり軽くなる生の声メディア「ママソレ」(運営:KG情報)は、小学生までの子どもを持つ保護者を対象に「スポーツの習い事」についてのアンケート調査を実施した。
同調査は2023年12月21日〜12月25日、スポーツを習っている・またはスポーツクラブ(スポーツ少年団)に入団している小学生までの子どもを持つ保護者300人を対象に、インターネットによる任意回答にて実施。現在習っているスポーツから、月にかかる費用、メリットや負担にいたるまで様々な角度から紹介している。
まずは、子どもが何種類のスポーツの習い事をしているかについて調査した。
習っているのは1種類、という回答が最も多く、76.3%に上った。2種類習っている子どもが約20%、3種類以上習っている子どもは2%だった。
年齢別の内訳では、上記のような結果となり、いずれも種類数に大きな差はなかった。
次に、子どもがどのようなスポーツを習っているかを聞いたところ、最も多かったのは「スイミング」で、圧倒的多数となった。かなり差を開けて2番目に多かったのは「体操」という結果だった。
また、習っているスポーツの組み合わせとして多いものは、「体操×スイミング」が13件、「サッカー×スイミング」が10件、「ダンス×スイミング」が8件だった。
これから習わせたいスポーツについて調査したところ、こちらも「スイミング」が最も多い結果となった。2番目に人気だったのが「ダンス」で、「空手」もかなり人気が高い項目となった。
1カ月にスポーツにかける費用の合計金額はいくらぐらいだろうか。1種類の習い事であれば、5,000円以上10,000円未満が最も多く43.7%だった。
2種類の習い事では51.6%、3種類以上の習い事では42.9%で、いずれも10,000円以上20,000円未満が最多となった。
3種類以上習い事をしている人の中には、40,000円以上の割合が14.3%見られたが、習い事の費用の合計は3種類以上の習い事をしている家庭でも、多くは30,000円未満ということがわかる。
スポーツの習い事をすることで、どのようなメリットがあるかを聞いた。
最も多かったのは「運動能力が向上する」という回答だった。次に「体力が養われる」が同じくらい多かった。
こうした体力面でメリットがあるとした回答に続いて、「チームワークを通じて社会性が身につく」「目標を達成するために努力できるようになる」など、精神面でのメリットがあるとした回答も多く見られた。
では、スポーツの習い事をする上で負担になることはどのようなことだろうか。
最多は「普段の練習や試合に送迎が必要」という回答だった。これは「月謝が高い」を抜いて最も多く、保護者が子どもの送迎をどれだけ負担に感じているか、よくわかる結果だ。また、「スケジュール管理が必要」という声も多く寄せられた。
今回のアンケート結果から、スポーツ系の習い事の中で、最も人気が高いのは「スイミング」ということがわかった。また親世代とは異なり、「体操」や「ダンス」の人気が高く、時代を象徴していることがうかがえる。