しなの鉄道は、国鉄形車両115系電車を完全引退させる2028年に向けて、さまざまな企画を実施する「プロジェクト115」を開始すると発表した。

  • しなの鉄道の115系。S9編成は2018年11月から台鉄「EMU100型電車」をイメージした塗色で運行されたが、現在はしなの鉄道のカラーに戻っているという

115系は勾配線区用近郊形電車として、1963(昭和38)年に製造が開始された国鉄形車両。しなの鉄道が所有する115系1000番代は、1977(昭和52)年から1980(昭和55)年にかけて製造された寒冷地向けの耐寒耐雪強化型の仕様になっている。この型の車両は国内でも数少ないことから、近年は全国からその姿を目当てに多くの鉄道ファンが訪れるという。

同社は2028年までの4年間で115系を順次引退させる計画としている。この間に行う「プロジェクト115」の一環で、115系をモチーフとしたグッズ等を販売し、その収益で115系の塗色変更を行う予定。塗色変更した車両を使い、さまざまなイベント商品を企画・販売する計画もあるという。詳細は今後発表される。