河出書房新社は12月27日、『筑駒の研究』(河出新書/小林哲夫著/1,210円)を発売する。

  • 『筑駒の研究』(河出新書/小林哲夫著/1,210円)

筑波大学附属駒場中・高等学校、略称「筑駒」。その昔は東京教育大学附属駒場高等学校、略称「教駒」。国立で男子校、自由な校風と抜群の東大合格率で知られ、日銀総裁、大学総長、官僚トップ、国会議員から、発信力の高い学者、ユニークな起業家など、さまざまな分野で突出した存在感を示す卒業生も多い。

なぜ筑駒はすごいのか。筑駒のどこにこのようなパワーがあるのか。そして筑駒はいったいどのような学校なのか。

「大学ランキング」の編集に長年携わり、「ニッポンの大学」(講談社現代新書)、「東大合格高校盛衰史」「京大合格高校盛衰史」(光文社新書)、「高校紛争1969-1970」(中公新書)、「早慶MARCH大激変」(朝日新書)など、学校を扱った著作で定評のあるジャーナリスト・小林哲夫氏が、5年以上の歳月を費やし、約100名もの筑駒の卒業生・教員らをインタビュー。その証言から、超名門校・筑駒という独特な存在の謎に迫る。