武蔵精密工業は12月15日、飲酒習慣と飲酒翌日の体調やパフォーマンスに関する実態調査の結果を発表。今回はポストコロナの飲酒実態についてまとめた。調査期間は10月10日~11月10日、調査対象は1カ月以内に飲酒経験がある20歳~64歳の就業者、有効回答は231人。
まず、飲酒する理由を聞くと、1位「おいしい」(28.2%)、2位「リラックスできるから」(24.7%)、3位「ストレス解消」(16.3%)と、心の健康につながる理由が上位にランクイン。年代別では、20~30代は「交流が深められる」の割合が、40代以降はストレス解消やリラックスの割合が高かった。
飲酒回数については、20~30代は「月1~週2日」が最多。一方、40~50代は「毎日」が多く、飲酒頻度に年代のギャップがあることが明らかになった。
次に、誰と飲むことが多いか尋ねると、20~30代は「友達」が多かったのに対し、40~50代は「ひとり飲み」「家族飲み」と"おうちのみ"が多数を占め、会社での飲み会の機会が全体的に低いことが判明した。
一方、今冬の飲み会の機会について調べたところ、9割以上が「増える」と回答。同調査では「ポストコロナ初の忘・新年会シーズンにおいて、会社や多様な世代の誰かと一緒に飲む機会が増えることが予想される」と分析している。