ファミリーマートは12月20日、デジタル庁、総務省、地方公共団体情報システム機構と連携し、店内に設置のマルチコピー機(MX-3631DS)における、行政サービスのスマホ用電子証明書への対応を東京都内のファミリーマート店舗約2,400店で開始する。また、2024年1月22日から対象を全国のファミリーマート店舗約16,400店に拡大する予定。(一部サービス対象外の店舗もある)

  • マルチコピー機(MX-3631DS)

同店のマルチコピー機では、マイナンバーカード/住民基本台帳カードを利用して、住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書を発行することができるサービスを提供している。このたび、スマホ用電子証明書にマルチコピー機が対応することにより、マイナンバーカードを持ち歩くことなく、スマホ用電子証明書を搭載したスマートフォン(Android端末の対応機種のみ)でマルチコピー機の証明書交付サービス(コンビニ交付)が利用できるようになる。

発行可能証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書、戸籍附票の写し、各種税の証明書。利用料金は自治体により異なる。

  • 操作イメージ

操作方法は、まず、店内設置のマルチコピー機の画面右下の「コピーサービスボタン」から「行政サービス」を選択し、「証明書交付サービス(コンビニ交付)」を選択する。手順に沿って「スマホ・カードセット画面」まで進み、スマートフォン(スマホ用電子証明書)をICカードリーダーにかざし、証明書の種別選択を行い、交付手数料をコインベンダ(お金の投入口)に入金すると、証明書が発行できる。