andmediaが運営するMEDIA PRESSは12月7日、フリーランス向け情報メディア「フリマド」と共同で実施した「フリーランスのSaaS利用状況に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は11月20日~28日、全国のフリーランス109名を対象に、インターネットで実施した。
フリーランスの活動をするにあたり、SaaS(クラウドサービス)を利用した経験はあるか尋ねたところ、77.1%が「ある」と答えた。何個のSaaSを利用しているのか聞くと、「1~3個」(64.2%)が最も多くなっている。「3~5個」になると13.8%となり、6個以上の割合は4.6%と5%に満たないことがわかった。
課金して有料契約で利用しているSaaS(クラウドサービス)について尋ねると、45.0%が「1~3個」と答えた。1カ月の課金額について聞くと、「0~3,000円」(62.4%)が最も多く、「3,001~5,000円」(15.6%)、「5,001~1万円」(12.8%)と続いた。合わせると、8割以上が1万円以内で利用していることがわかった。
これまでに使用したことのあるSaaS(クラウドサービス)を尋ねたところ、「Web会議」(43人)が最も多く、「ビジネスチャット」(39人)、「タスク管理」(29人)、「会計ソフト」(20人)と続いた。
SaaS(クラウドサービス)の導入効果については、66.0%が「非常に効果があった」「ある程度効果があった」と答えた。具体的な効果について聞くと、40.4%が「業務の効率化」と答えている。
導入後に感じた課題について尋ねると、「まだまだ分からないことが多く慣れるのが課題です」(50代男性/Webマーケター)、「最新の情報に常にアンテナを張っていなければならない」(30代女性/Webマーケター)、「必要な機能と不必要な機能の分別がイマイチできない」(30代男性/Webライター)、「自社に適切なSaaSかどうかの判断に時間がかかった」(30代男性/システムエンジニア)という声が寄せられた。
SaaS(クラウドサービス)を選ぶときに重視するポイントについて尋ねたところ、「価格・費用」(31.2%)と「機能の充実度」(29.4%)が多かった。
出典元: フリマド