メドピアは、「MedPeer」にて、2023年の医学界を表す一文字「医師が選ぶ今年の漢字」と2024年がどのようになることを期待するかの漢字一文字「医師が選ぶ来年の漢字」を12月1日に発表した。同調査は、2023年11月20日から21日の期間、「MedPeer」に登録している医師会員3,014人を対象に、インターネットにて行われた。
「医師が選ぶ今年の漢字」は2023年の医学界を表す一文字、「医師が選ぶ来年の漢字」は2024年がどのようになることを期待するかの漢字一文字を指す。
2023年の漢字は3年連続の「渦」に代わり、戦争などの世界情勢を表した「戦」が1位となった。1位の「戦」には、「戦争が多く、戦時下の医療体制の弱さを実感しているから」などという意見が上がった。
2位は「復」、3位は「変」と続いた。新型コロナウイルス感染症が5類となったことや2024年4月から医師にも適用される働き方改革など、注目ワードに関連した一文字がランクインする結果となった。
また、「医師が選ぶ来年の漢字」には、「明」が1位にランクイン。「医療従事者にとって明るい話題が出ることを願って」などの意見が上がった。2位は「安全に働けるように期待したいから」などの意見から「安」、3位は「デジタル技術を含めた雑務の軽減など,進歩のある医療界になってほしい」などの願いから「進」が選ばれた。